特許
J-GLOBAL ID:200903061717843635

アノードリサイクルラインを有する燃料電池発電設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-163228
公開番号(公開出願番号):特開2000-353534
出願日: 1999年06月10日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】【課題】(1)アノード排ガスの放出量を低減して顕熱を含むそのエネルギーを有効利用することができ、(2)排熱回収蒸気発生装置で発生させる必要水蒸気量を低減し、燃料ガスの追い焚き量を減らして発電効率を向上させることができ、かつ(3)改質器を出た改質ガスの燃料予熱器内でのカーボン析出を抑制することができる燃料電池発電設備を提供する。【解決手段】 改質器10、燃料電池11、排熱回収蒸気発生装置15を備え、水蒸気と燃料ガスの混合ガスを改質器で改質し、改質ガスを燃料電池のアノード側で反応させ、アノード排ガス4の一部を燃焼させて改質器と排熱回収蒸気発生装置で利用する燃料電池発電設備において、アノード排ガスの一部を改質器入口側にリサイクルする第1アノードリサイクルライン20と、このラインに設けられたスプレイ蒸発器22と、アノード排ガスの一部を改質器出口側にリサイクルする第2アノードリサイクルライン24と、このラインに設けられた断熱改質器26とを備える。
請求項(抜粋):
改質器(10)、燃料電池(11)、排熱回収蒸気発生装置(15)を備え、排熱回収蒸気発生装置で発生した水蒸気と燃料ガスの混合ガスを改質器で改質し、改質ガスを燃料電池のアノード側で反応させ、アノード排ガス(4)の一部を燃焼させて高温ガスを発生させ、その顕熱を改質器で利用する燃料電池発電設備において、アノード排ガスの一部を改質器入口側にリサイクルする第1アノードリサイクルライン(20)と、該リサイクルラインに設けられラインに直接水を供給してアノード排ガスの顕熱で水を蒸発させるスプレイ蒸発器(22)とを備える、ことを特徴とする燃料電池発電設備。
Fターム (7件):
5H027AA05 ,  5H027BA01 ,  5H027BA09 ,  5H027BA10 ,  5H027BA19 ,  5H027BC03 ,  5H027BC11
引用特許:
審査官引用 (4件)
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