特許
J-GLOBAL ID:200903061723275347

ジエンゴムラテックスを製造するためのセミバッチ式乳化プロセス、該プロセスで製造されるゴムラテックス、並びに該ラテックスから製造されるグラフト共重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-222964
公開番号(公開出願番号):特開平9-176213
出願日: 1996年08月26日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ゴムラテックスを製造するためのセミバッチプロセス。【解決手段】 (a)圧力容器の総容積の40〜80容量%を占めるのに十分な量の初期液体バッチ組成物(水、乳化剤及びジエン単量体を含む)を用意し、(b)ジエン単量体と開始剤を含んでなる液体供給組成物を上記容器に供給し、(c)容器中の液体及び蒸気を冷却するための冷却作用を上記容器に与え、かつ(d)上記連続供給時及びその後に上記ジエン単量体を反応させて、反応に使用したジエン単量体の総モル数を基準にして80モル%以上の最終ジエン単量体転化率として、上記容器内の最終液体容積を該容器の全容積の80容量%以上とすることを含んでなる方法。当該方法では、反応速度は効率的な蒸気冷却空間が最大となるプロセスの初期にピークに達する。また、プロセス全体を通して低いラテックス粘度に維持されるので、効率的な液相冷却がもたらされる。
請求項(抜粋):
圧力容器内における乳化重合でジエン系合成ゴムラテックスを製造するためのセミバッチ法にして、当該方法が(a)上記圧力容器の総容積の40〜80容量%を占めるのに十分な量の初期液体バッチ組成物を該容器に用意して、上記容器の初期蒸気空間を容器の総容積の20〜60容量%とする段階であって、上記初期液体組成物が?@水、?A乳化剤及び?Bジエン単量体を含んでなり、該ジエン単量体が当該セミバッチプロセス全体を通じて投入されるジエン単量体の総モル数を基準にして10〜30モル%のレベルで存在し、上記初期液体組成物が120〜155°Fの温度及び下記連続供給時に液体及び蒸気を冷却するための冷却作用を容器に与える対応初期蒸気圧を有する段階、(b)?@ジエン単量体と?A開始剤を含んでなる液体供給組成物を上記容器に連続的に供給する段階、(c)上記連続供給時に液体及び蒸気を冷却するための冷却作用を上記容器に与える段階、(d)上記連続供給時及び供給後に上記ジエン単量体を反応させて、最終ジエン単量体転化率を反応に使用したジエン単量体の総モル数を基準にして80モル%以上及び上記容器の液体容積を容器の全容積の80容量%以上とする段階を含んでなる方法。
IPC (3件):
C08F 2/22 MBQ ,  C08F 2/00 MAK ,  C08F 36/04 MPA
FI (3件):
C08F 2/22 MBQ ,  C08F 2/00 MAK ,  C08F 36/04 MPA
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ラテックスの製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-190747   出願人:日本合成ゴム株式会社
  • 特開昭63-243115
審査官引用 (2件)
  • ラテックスの製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-190747   出願人:日本合成ゴム株式会社
  • 特開昭63-243115

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