特許
J-GLOBAL ID:200903061723804242

内袋付き箱型容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200020
公開番号(公開出願番号):特開平10-035731
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 破棄する際に外箱と内袋との分離を容易にする。【解決手段】 内袋2の注出口4を突出させる開口孔5を有し内面で内袋2を接着状態で支持する支持面6を備えた外箱1を設け、この外箱1の背面7にその一辺の一端から他端に向かう背面破断線12を形成し、支持面6にその一辺の両端から開口孔5に向かう支持面破断線15を形成し、外箱1の周壁面8〜11の一部に背面破断線12の両端から支持面破断線15の両端に向かう二本の周壁面破断線16,17を交叉させることなく配列して形成する。これにより、背面破断線12、周壁面破断線16,17、支持面破断線15を順次引き裂くことにより、外箱1の背面7と周壁面8〜11の一部と支持面6の一部とを連続した状態で除去し、このときに、内袋2の一部から支持面6の一部を剥離し、外箱1と内袋2との分離作業を容易にする。
請求項(抜粋):
可撓性の樹脂シートにより形成され一部に注出口を有する内袋を設け、前記注出口を突出させる開口孔が形成された支持面と、この支持面に対して所定の間隔を開けて対向配置された背面と、前記支持面と前記背面との対向空間を囲繞する周壁面とを有する紙製の外箱を設け、前記内袋の前記注出口を前記開口孔から突出させるとともに前記注出口の周囲を前記支持面の内面に接着した状態で前記内袋を前記外箱に収納してなる内袋付き箱型容器において、前記外箱の前記背面にこの背面の一部を切り欠く背面破断線を前記周壁面との境界をなす一辺の一端から他端に向けて形成し、前記外箱の前記支持面に前記周壁面との境界をなす一辺の両端から前記開口孔の両内側縁に向かう支持面破断線を形成し、前記外箱の前記周壁面の一部に前記背面破断線の両端から前記支持面破断線の両端に向かう二本の周壁面破断線を交叉させることなく配列して形成したことを特徴とする内袋付き箱型容器。

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