特許
J-GLOBAL ID:200903061730520284

フェイズドアレイアンテナの移相器の故障箇所の検出方法及びフェイズドアレイアンテナの給電系の位相誤差の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 運輸省電子航法研究所長 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-348663
公開番号(公開出願番号):特開平9-172316
出願日: 1995年12月19日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 MLS等で使用されるフェイズドアレイアンテナの移相器の故障箇所の特定及びアンテナ素子への給電系における位相誤差の検出に関するもの。【解決手段】 フェイズドアレイアンテナから放射される送信信号が,モニタアンテナの開口面に対して等位相面となるように,各移相器の位相を制御し,この各移相器の位相を各移相器毎に順番に少なくとも1回転させた信号を,モニタアンテナで検出し,位相検波した各移相器にそれぞれ対応するモニタ出力を,それぞれフ-リエ変換して各移相器に対応するフ-リエ変換出力の高調波成分のスペクトル信号を各移相器毎に求め,この各移相器がすべて正常である時のスペクトル信号を各移相器毎に求めこれを基準デ-タとし,この2つの高調波成分のスペクトル信号をそれぞれ移相器毎に順番に比較して故障した移相器と,直流成分に位相から給電系の位相誤差を判定するようにしたものである。
請求項(抜粋):
複数のアンテナ素子と,このアンテナ素子に対応する複数の移相器に供給する位相デ-タを発生させ,ビ-ム走査方向を制御するビ-ム制御部とからなるフェイズドアレイアンテナと,このフェイズドアレイアンテナからの送信信号を検出するモニタアンテナとよりなるフェイズドアレイアンテナの移相器の故障の検出方法において,前記フェイズドアレイアンテナから放射される送信信号が,前記モニタアンテナの開口面に対して等位相面となるように,前記各移相器の位相を制御し,この各移相器の位相を各移相器毎に順番に少なくとも1回転させた信号を,前記モニタアンテナで検出し,これを位相検波し,このモニタアンテナで検出した各移相器にそれぞれ対応するモニタ出力を,それぞれフ-リエ変換して各移相器に対応するフ-リエ変換出力の高調波成分のスペクトル信号を各移相器毎に求め,この各移相器がすべて正常である時のフ-リエ変換出力の高調波成分のスペクトル信号を各移相器毎に求めてこれを基準デ-タとし,この2つの高調波成分のスペクトル信号をそれぞれ移相器毎に順番に比較して故障した移相器を判定することを特徴とするフェイズドアレイアンテナの移相器の故障箇所の検出方法。
IPC (4件):
H01Q 3/26 ,  G01R 29/10 ,  G01R 31/00 ,  H01Q 21/00
FI (4件):
H01Q 3/26 Z ,  G01R 29/10 D ,  G01R 31/00 ,  H01Q 21/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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