特許
J-GLOBAL ID:200903061739108386

位相差型ロータリエンコーダの読取り方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-355641
公開番号(公開出願番号):特開平6-186055
出願日: 1992年12月18日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 ロータリエンコーダにおける回転方向の判定を、高速の回転操作においても誤った判定のないものとする。【構成】 所定のサンプリング周期で読み取ったA相、B相の信号のレベル状態を、1サンプリング前に読み取ったA相、B相の信号のレベル状態と比較して回転方向を判断する場合のサンプリング周期を一定周期Tでなく、ランダムな周期とする。例えば、一定周期の場合の各タイミングにおいてランダムな時間値txを不規則に増減する。あるいは一定周期のその周期時間に対しランダムな時間値を不規則に増減し、τ1=T-tx、τ2=T-tx......とするように構成する。このようなランダムなタイミングでサンプリングすることにより、ある程度以上の高速回転時にはカウント値がプラスマイナス0となり、誤判定を防止することができる。
請求項(抜粋):
互いに位相がずれたA相、B相の二つの信号を回転により発生し、この信号を所定のタイミングにおいて繰り返しサンプリングし、このサンプリングにおける前回と今回との両相の変化状態の対比によって前記回転の回転方向を判断するロータリエンコーダにおいて、前記所定のタイミングを一定の周期とせず、ランダムな時間間隔をもつ周期とすることを特徴とする位相差型ロータリエンコーダの読取り方法。

前のページに戻る