特許
J-GLOBAL ID:200903061750610034

水車制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-259664
公開番号(公開出願番号):特開平6-108961
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 余水路を省略した水力発電所において、水力発電所内の制御電源が喪失した場合、又は制御油圧が低下した場合に、余水を安全に放流することができる水車、特にペルトン水車の制御装置を提供する。【構成】 取水口8から取水した上水槽5の水位に比例した圧力水が差動ピストン19に力を及ぼし、あらかじめ配圧ピストン10の中立位置と釣り合うように設定されたバネ20の弾性力との偏差により配圧弁ピストン10を駆動し、アキュムレータ12からのニードルサーボモータA3aへ流入する圧油によりニードルサーボモータピストン4の動きを制御して、ニードルA2aの開度を調節し、余水の放流量を調整する。
請求項(抜粋):
水力発電所の上水槽から水車に流入する水量を調整する流入量調整部と、前記流入量調整部を操作する油圧サーボモータと、前記油圧サーボモータを作動するための圧油の供給量を調節する配圧弁と、前記配圧弁の開度を制御する配圧弁制御装置と、前記圧油を蓄えるアキュムレータとを有する水力発電所の水車制御装置において、前記上水槽の水位に比例する水圧力とバネ力との差力により作動する差動ピストンを設置し、前記差動ピストンの変位量を用いて前記配圧弁を制御する構成になることを特徴とする水力発電所の水車制御装置。

前のページに戻る