レーザ溶接方法及び装置

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：春日讓 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-104413
公開番号（公開出願番号）：特開2002-301583
出願日： 2001年04月03日
公開日（公表日）： 2002年10月15日
要約：

【要約】【課題】材料表面の状態に関係なく、再現性が高く、安定した、薄板どうしの重ね合わせ溶接を行い得るレーザ溶接装置を実現する。【解決手段】主レーザ発振器2からの出力レーザはダイクロイックミラー81、ガルバノスキャナ3のガルバノミラー30、31を介し、集光レンズ4でワーク1上に集光される。副レーザ発振器6からは、主レーザの照射領域より広い照射領域を有し主レーザのパルス幅の間に一回だけ主レーザのパルスが一定レベルL1となる以前に副レーザが出力される。副レーザはベンディングミラー80、集光位置調整手段9、ダイクロイツクミラー81を介して主レーザと同軸上をガルバノスキャナ3、集光レンズ4と伝送されワーク1上に集光される。副レーザにより被溶接物が溶融状態となりレーザに対する吸収率が上がった状態で主レーザが照射されるので安定した薄板どうしの重ね合わせ溶接を行い得る。

請求項（抜粋）：

パルス状のレーザを発振するレーザ発振器と、このレーザ発振器から出力されたレーザを被加工物の加工位置まで誘導する加工光学系とを有するレーザ溶接装置において、第1のパルス幅と第1の波長を有する主レーザを出力する主レーザ発振器と、上記主レーザの第1のパルス幅より短い第2のパルス幅と、第1の波長より短い第2の波長とを有する副レーザを出力する副レーザ発振器と、上記主レーザと上記副レーザとをほぼ同軸で、溶接対象に照射させる集光手段と、上記主レーザの立ち上がり後、副レーザが立ち上がるように、上記主レーザ及び副レーザの1パルス出力ごとの立ち上がり時期を制御するトリガコントローラと、を備えることを特徴とするレーザ溶接装置。

IPC (3件)：

B23K 26/00 310 , B23K 26/00 , B23K 26/06

FI (3件)：

B23K 26/00 310 G , B23K 26/00 N , B23K 26/06 A

Fターム (6件)：

4E068BF01 , 4E068CA02 , 4E068CA03 , 4E068CD02 , 4E068DA14 , 4E068DB01

前のページに戻る