特許
J-GLOBAL ID:200903061758895496

音抽出方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正紀 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-247526
公開番号(公開出願番号):特開平5-087619
出願日: 1991年09月26日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】複数の音源から同時に発せられた複数の音のうちから所望とする音のみを抽出する音抽出方法及び装置に関し、従来と比べSN比を向上させる。【構成】複数の音源のうち所望とする音源以外の音源から音が発せられるとともに所望とする音源休止時の音を互いに異なる位置に配置された複数のセンサのそれぞれで収録して複数の合成音信号を得、これら信号の各クロススペクトル及び各パワースペクトルを求め、これらスペクトルを要素とし、所望とする音源と複数のセンサのそれぞれとの間の音伝達の時間遅れを表わす関数を要素とする伝達関数行列の逆行列を求め、所望とする音源を含む複数の音源から発せられた音を複数のセンサのそれぞれで収録して得られた各合成音信号に、逆行列の、所望とする音源に対応するとともに複数のマイクロフォンのそれぞれに対応する各要素を各伝達関数とするフィルタリング処理を施し、該各合成音信号を互いに加算する。
請求項(抜粋):
複数の音源のうち所望とする音源以外の音源から音が発せられるとともに該所望とする音源が休止している時点の音を互いに異なる位置に配置された複数のセンサのそれぞれで収録することにより複数の合成音信号を得、これら複数の合成音信号の各クロススペクトル及び各パワースペクトルを求め、これら求められた各クロススペクトル及び各パワースペクトルを要素とするとともに、前記所望とする音源と前記複数のセンサのそれぞれとの間の音伝達の時間遅れを表わす関数を要素とする伝達関数行列の逆行列を求め、前記所望とする音源を含む前記複数の音源から発せられた音を前記複数のセンサのそれぞれで収録することにより得られた各合成音信号に、前記逆行列の、前記所望とする音源に対応するとともに前記複数のセンサのそれぞれに対応する各要素を各伝達関数とするフィルタリング処理を施し、該フィルタリング処理の施された各合成音信号を互いに加算することを特徴とする音抽出方法。
IPC (5件):
G01H 3/08 ,  G01H 3/00 ,  G10L 3/02 301 ,  G10L 9/00 ,  H04R 3/00 320

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