特許
J-GLOBAL ID:200903061764920222

中性子検出器の中性子感度測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-014051
公開番号(公開出願番号):特開2002-031688
出願日: 2001年01月23日
公開日(公表日): 2002年01月31日
要約:
【要約】【課題】 中性子を照射することなく中性子検出器の中性子感度を高精度で測定できる中性子感度測定方法を提供すること。【解決手段】 この発明は、親核種を含む核分裂物質が少なくとも一方にコーティングされ、かつ、両者間に電離ガスが充填された陽極および陰極を有する中性子検出器の中性子感度測定方法において、中性子検出器に中性子を照射しない状態で、前記陽極および陰極に所定電位差の電圧を印加して核分裂物質が放出するα線による電離ガスの電離によって前記陽極および陰極間に流れるα線電流(Iα)を測定し、前記印加電圧の少なくとも50Vの範囲で該印加電圧とα線電流(Iα)とが実質的に比例関係をなす測定領域を基準にして前記の比例関係から外挿法により前記陽極および陰極間の印加電圧が0Vにおける外挿0Vα線電流値(Iα0 )を求め、この外挿0Vα線電流値(Iα0 )を中性子感度に相関させる中性子検出器の中性子感度測定方法である。
請求項(抜粋):
相対向して配置された陽極および陰極の少なくとも一方に親核種を含む核分裂物質がコーティングされ、かつ、前記陽極および前記陰極間に電離ガスが充填された中性子検出器の中性子感度測定方法において、前記中性子検出器に中性子を照射しない状態で、前記陽極および前記陰極に所定電位差の電圧を印加して核分裂物質が放出するα線による電離ガスの電離によって前記陽極および前記陰極間に流れるα線電流(Iα)を測定し、前記印加電圧の少なくとも50Vの範囲で前記印加電圧とα線電流(Iα)とが実質的に比例関係をなす測定領域を基準にして前記比例関係から外挿法により前記陽極および前記陰極間の印加電圧が0Vにおける外挿0Vα線電流値(Iα0 )を求め、この外挿0Vα線電流値(Iα0 )を中性子感度に相関させることを特徴とする中性子検出器の中性子感度測定方法。
IPC (2件):
G01T 3/00 ,  G01T 1/18
FI (4件):
G01T 3/00 E ,  G01T 3/00 A ,  G01T 1/18 E ,  G01T 1/18 A
Fターム (5件):
2G088EE21 ,  2G088FF09 ,  2G088GG06 ,  2G088LL15 ,  2G088LL26

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