特許
J-GLOBAL ID:200903061765300155

ブラシレスモータの制御方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-151743
公開番号(公開出願番号):特開平9-312989
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 回転速度の変化に対する位置検出タイミングのずれを抑え、ひいてはブラシレスモータの運転効率の低下を抑え、またブラシレスモータのロック等を防止する。【解決手段】 ブラシレスモータ1の複数の固定子巻線の通電を切り替える際、固定子巻線の端子電圧(誘起電圧)の中性点を所定位相遅れたタイミングを位置検出部3で検出して回転子1aの位置検出信号として出力し、この位置検出信号に基づいて固定子巻線の通電を切り替えるブラシレスモータの制御方法およびその装置において、その位置検出信号を制御回路5に入力しており、この制御回路5はその位置検出信号のエッジ検出の間隔時間の変化を加味して次のエッジまでの間隔時間を予測し、この予測間隔時間によりブラシレスモータの複数の固定子巻線の通電切り替えタイミングを決定し、この決定通電タイミングによりインバータ部2の複数のスイッチング素子をオン、オフ駆動する。
請求項(抜粋):
ブラシレスモータの複数の固定子巻線の通電を切り替える際、前記固定子巻線の端子電圧(誘起電圧)の中性点を検出し、該中性点から所定位相遅れたタイミングを前記ブラシレスモータの回転子の位置検出信号とし、該位置検出信号に基づいて前記固定子巻線の通電を切り替えるブラシレスモータの制御方法であって、前記位置検出信号のエッジ検出毎に前回検出のエッジと今回検出のエッジとの間隔時間を計測して記憶する一方、既に記憶されている複数の間隔時間および今回計測された間隔時間に基づいて間隔時間の変化を検出する一方、今回計測の間隔時間をもとにして今回の位置検出信号のエッジから次の位置検出信号のエッジまでの予測時間を決定する際に前記間隔時間の変化を加味し、該間隔時間の変化を加味して決定した予測時間により前記固定子巻線の通電切り替えタイミングを得るようにしたことを特徴とするブラシレスモータの制御方法。

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