特許
J-GLOBAL ID:200903061769089009

遠心振り子式吸振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-254063
公開番号(公開出願番号):特開平8-121187
出願日: 1994年10月20日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 コロの衝突による異音の発生を防止する。低コストでの製造を可能にする。【構成】 連結板11とその両側に結合した環状板12,13とによって吸振器本体を構成する。連結板11の逃げ孔15と環状板12,13のガイド孔14とによって転動室16の凹状ガイド部を構成する。転動室16の凹状ガイド部にコロ17の環状凸部18を嵌合する。環状凸部18の頂面に環状溝19を形成し、この環状溝19にゴムリング20を嵌合する。動力伝達系の捩り振動はコロ17の共振転動によって低減する。コロ17が設定角度以上転動した場合には、コロ17の環状凸部18が逃げ孔15の壁面にゴムリング20を介して衝突する。ゴムリング20が衝突の衝撃を緩和する。ゴムリング20は環状溝19に嵌合するだけでコロ17に取り付けることができる。
請求項(抜粋):
吸振器本体に形成した転動室に、遠心振り子をなすコロを収容し、このコロの共振転動によって捩り振動を低減する遠心振り子式吸振器において、前記コロの外周域に環状凸部または環状凹部を設けると共に、吸振器本体の転動室の内周域に、前記環状凸部または環状凹部と嵌合される凹状ガイド部または凸状ガイド部を設け、前記コロの環状凸部の頂面と前記転動室の凹状ガイド部の底面の少なくともいずれか一方、または、前記コロの環状凹部の底面と前記転動室の凸状ガイド部の頂面の少なくともいずれか一方に環状溝を形成して、この環状溝に弾性部材を嵌合し、前記吸振器本体の凹状ガイド部または凸状ガイド部を、コロの設定角度以上の転動時に前記弾性部材が吸振器本体またはコロと弾接するように形成したことを特徴とする遠心振り子式吸振器。
IPC (2件):
F02B 53/00 ,  F16F 15/30
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • フライホイール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-074180   出願人:日産自動車株式会社
  • フライホイール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-093209   出願人:日産自動車株式会社
審査官引用 (2件)
  • フライホイール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-074180   出願人:日産自動車株式会社
  • フライホイール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-093209   出願人:日産自動車株式会社

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