特許
J-GLOBAL ID:200903061774643553
単一の音栓リードを有する楽器用のマウスピース組立体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
福村 直樹
, 吉村 悟
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-556982
公開番号(公開出願番号):特表2005-513578
出願日: 2002年12月23日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
本発明は、マウスピース(10)、リード(12)、及び該リード(12)を該マウスピース(10)に固定するためのリガトゥラを有する、例えば、クラリネットやサキソホーンなどの、単一の振動リードを有する口唇要素に関する。このマウスピースにおいては、リード(12)とマウスピース(10)との間に挿入体(14)を配し、これによってマウスピース(10)の表甲を実質的に変更して、該2つの部材が協働する状態の変更、特に、リード(12)の振動的挙動の最適化を可能にする。この挿入体は、接着剤を有する薄いプラスチック又は金属フィルムで形成されており、側方から見ると、傾斜した形状を有している。
請求項(抜粋):
-・バッフル(26a)、該バッフルもしくは斜面に対向する壁及び2つの側壁(26b)、並びに孔(27)を備え、楽器の管に向けて空気を流すと共に音波を循環させるためのチャンバー(26);並びに
・前記チャンバー(26)のいずれかの側面に横方向に配されて前記2つの側壁(26b)の端部を形成する湾曲部(20b)、及び該湾曲部(20b)の延長上にあり、前記チャンバー(26)と孔(27)との上に配される実質的に平坦な部分(20a)を有する第一の原面
を備えたマウスピース(10)、
-・該マウスピースに固定されるストック(30);
・振動するバンプ(32);及び
・該ストック(30)とバンプ(32)との全長に亘って延在し、それらの表面の一つを形成する表甲(28);
を有し、前記ストック(30)に関連する前記表甲(28)の部分を介して、前記第一の原面の平坦な部分(20a)に対して支持されるように配されているリード(12);並びに
-マウスピース(10)上にリード(12)を確実に組み付けるリガトゥラ
を有し、
前記マウスピース(10)と前記リード(12)とはそれらの間に空気を通し、音の振動を発生するための開口部(48)を限定し、空気は前記チャンバー(26)内、そして略長手方向に前記孔(27)の中に流れ込む、リード楽器用のマウスピース組立体において、
このマウスピース組立体は、マウスピースの原面(20)と前記リードの表甲(28)との間に狭持され、前記第一の原面と共に第二の実質面を限定するように配され、音の生成中に存在する、パッチの形状をしている除去可能な挿入体(14)をさらに有し、前記第二の実質面は、前記第一の原面(20)の形状、前記挿入体(14)及び前記第一の原面(20)上の挿入体(14)の位置の関数となっていることによって特徴付けられる、マウスピース組立体。
IPC (3件):
G10D9/02
, G10D7/06
, G10D7/08
FI (3件):
G10D9/02 A
, G10D7/06
, G10D7/08
引用特許:
出願人引用 (4件)
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米国特許第1,896,814号
-
米国特許第3,791,253号
-
米国特許第2,224,719号
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米国特許第2,495,484号
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審査官引用 (2件)
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