特許
J-GLOBAL ID:200903061793511315

圧延ロールの鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-339017
公開番号(公開出願番号):特開平5-169223
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 緻密な鋳造組織を形成して、圧延ロールの耐摩耗性の向上を図る。【構成】 圧延ロールの組成は、重量%でC:1.0〜4.0,Si:0.1〜3.0,Mn:0.1〜3.0,Ni:≦5,Cr:1〜15,Mo:≦10,W:≦10,V:≦15,Co:≦5を含み、さらにTi:≦3およびZr:≦3の少なくとも一つを含み、残部がFeの組成よりなっている。そして、上記圧延ロールを金属製鋳型を用いた遠心鋳造法により鋳造する際に、1000〜1400°Cにおける熱伝導率が5 kcal/mh°C以上である塗型材22を前記鋳型11内周面に0.1〜10 mm 厚に塗布し、鋳型11内部に設けた流路17に冷却水を貫流させながら鋳造する。溶融金属は高い凝固速度で冷却され、このようにして得られた圧延ロールは鋳造組織が緻密であり、耐摩耗性が向上する。
請求項(抜粋):
金属製鋳型を用いた遠心鋳造法により圧延ロールを鋳造する方法において、重量%でC:1.0〜4.0,Si:0.1〜3.0,Mn:0.1〜3.0,Ni:≦5,Cr:1〜15,Mo:≦10,W:≦10,V:≦15,Co:≦5を含み、さらにTi:≦3およびZr:≦3の少なくとも一つを含み、残部がFeの組成よりなる圧延ロールを、1000〜1400°Cにおける熱伝導率が5 kcal/mh°C以上である塗型材を前記鋳型内周面に0.1〜10mm 厚に塗布し、鋳型内部に設けた流路に冷却水を貫流させながら鋳造することを特徴とする圧延ロールの鋳造方法。
IPC (6件):
B22D 13/10 ,  B21B 27/00 ,  B22C 3/00 ,  B22D 13/02 ,  C22C 37/00 ,  C22C 37/08

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