特許
J-GLOBAL ID:200903061794285157

温度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-204013
公開番号(公開出願番号):特開平11-054251
出願日: 1997年07月30日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 急速加熱→保温加熱の切り替え時の不連続な温度検出量の悪影響を排除し、高精度で安定な温度制御が可能な温度制御装置を提供すること。【解決手段】 冷間圧延ラインの板継ぎ溶接部の焼鈍加熱に誘導加熱装置10を使用する。誘導加熱装置10は、誘導子11、高周波電源12、シーム部温度を計測する放射温度計13、PC14などにより構成し、昇温→保温の温度制御を行う。PC14には、計測温度θr、目標温度θs、昇温設定電圧V1、保温設定電圧V2を取り込み、高周波電源12の電圧Eを所要値に調節する。2種類の設定、つまり昇温設定電圧V1と保温設定電圧V2を(θs-α)°Cで切り替える。切り替え後、温度平衡状態になるまでの時間が経過してからPID制御を実行する。αは、α=aXβ+b(Xは昇温出力で、X=V1、aは係数、bは定数、βは電圧の場合は2.0)から算出する。
請求項(抜粋):
急速加熱後に保温を必要とする加熱パターンの静止加熱プロセスに適用する温度制御装置において、昇温・保温で個別に出力設定を行い、その切り替えタイミングを目標温度と実態温度との関係に基づく所定の関係式から割り出し、保温時には温度フィードバック制御を実行するようにしたことを特徴とする温度制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-163102

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