特許
J-GLOBAL ID:200903061796676226

液晶表示装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-178351
公開番号(公開出願番号):特開平9-033903
出願日: 1995年07月14日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 配向安定性が高く信頼性が高く、また広視野角で、表示品位の高い画像を実現できる液晶表示装置を、簡易で高歩留りな製造方法で提供する。【解決手段】 基板全体の平均の配向としては微小凸部6に対して紫外線14が進入する部分8による配向方位およびプレチルト角の影響を受けて、プレチルト角は平坦な基板上の場合と比べて、より好適に大きくなる。そのプレチルト角は微小凸部6の材質や大きさおよび基板表面における密度等に依存するが、平坦な基板上でのプレチルト角よりも大きくなる。従って紫外線14の斜方照射のみでは、水平方向の配向規制力は実用上十分なまでは得られないが、上記の微小凸部と併用することによって、煩雑で基板上を汚すことの多い従来のラビング配向処理を行なわずして、プレチルト角の好適な制御を行なう配向膜を得ることができる。
請求項(抜粋):
第1の電極が形成された第1の基板と、第2の電極が形成され前記第1の基板に間隙を有して対向配置された第2の基板と、前記第1の基板および前記第2の基板の間隙に、周囲を封止されて封入挟持された液晶層とを有する液晶表示装置において、前記第1の基板および前記第2の基板のうち少なくとも一方の基板の、前記液晶層と接する側の主面上に複数個配設された、10nm以上乃至前記液晶層の厚さの 1/5以下の大きさの微小凸部と、前記微小凸部を配置した基板上に成膜された高分子材料膜の高分子鎖を特定方向に分解又は重合して形成された配向溝を備え、前記液晶層の液晶分子に対して前記特定方向の水平配向を誘起させる配向膜と、を具備することを特徴とする液晶表示装置。
IPC (2件):
G02F 1/1333 500 ,  G02F 1/1337
FI (2件):
G02F 1/1333 500 ,  G02F 1/1337

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