特許
J-GLOBAL ID:200903061797876091

消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-236721
公開番号(公開出願番号):特開2001-060094
出願日: 1999年08月24日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】 安価な演算装置で大きな騒音低減効果が達成でき、かつ大型化を招かない消音装置を提供することを目的とする。【解決手段】 騒音源からの騒音を平面波として伝搬させるダクト状構造体11を騒音を検出する音響検出手段13の設置位置で断面積の異なる第1のダクト状部分12aと第2のダクト状部分12bとで構成し、これらの断面積の比を1:3にして断面積が不連続に変化する位置での音波の透過率および反射率をそれぞれ0.5となるようにした。これにより、音響検出手段13の設置位置を透過する進行波の透過成分およびその設置位置で反射される後退波の反射成分は、音響検出手段13が検出した信号に対してそれぞれ同じ大きさになるため、騒音源からの騒音の透過成分が電気音響変換手段15からの音との干渉で消音されるのと同じ原理で、後退波の反射成分も消音される。
請求項(抜粋):
騒音源からの騒音が平面波として伝搬するダクト状構造体と、前記ダクト状構造体の内部に設置され前記騒音を検出する音響検出手段と、前記音響検出手段で検出された電気信号が入力される制御手段と、前記制御手段から出力される電気信号に応じて前記ダクト状構造体の内部に制御音を放射することにより前記騒音源からの騒音と相互に干渉させて前記騒音を消音させる電気音響変換手段とを有する消音装置において、前記ダクト状構造体は、前記音響検出手段が設置される位置で、前記ダクト状構造体の断面積が不連続に変化し、かつ、前記音響検出手段が設置される位置より上流の部分である第1のダクト状部分と前記音響検出手段が設置される位置より下流の部分である第2のダクト状部分との断面積の比が1:3もしくは3:1となるようにしたことを特徴とする消音装置。
IPC (3件):
G10K 11/178 ,  F16L 55/02 ,  G10K 11/16
FI (3件):
G10K 11/16 H ,  F16L 55/02 ,  G10K 11/16 B
Fターム (4件):
3H025CA01 ,  3H025CB41 ,  5D061EE40 ,  5D061FF02

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