特許
J-GLOBAL ID:200903061803431625
流体伝動装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川合 誠 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-111965
公開番号(公開出願番号):特開平5-306742
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】ロックアップ装置のロックアップピストンをフロントカバーに係合させ、又は摺動させる場合に、摩擦材の全体を十分に冷却する。【構成】フロントカバー12aと一体的に回転するポンプインペラと、ポンプインペラからのトルクを受けて出力軸に伝達するタービンランナが設けられる。ロックアップピストン22が、前記フロントカバー12aと対向する側にロックアップ解放側油室27を、その反対側にロックアップ係合側油室28を形成する。また、ロックアップピストン22に対向する面には摩擦材25が固定され、前記ロックアップピストン22における前記摩擦材25に対応する位置に穴35が形成され、該穴35は前記ロックアップ解放側油室27とロックアップ係合側油室28を連通する。該穴35は、前記ロックアップピストン22がフロントカバー12aに摺動させられている間に、ロックアップ係合側油室27の油を摩擦材25の表面に供給する。
請求項(抜粋):
エンジンが発生したトルクが伝達されるフロントカバーと、該フロントカバーと一体的に回転するポンプインペラと、循環する油の流れによって前記ポンプインペラからのトルクを受けて出力軸に伝達するタービンランナと、該タービンランナに取り付けられ、前記フロントカバーと対向する側にロックアップ解放側油室を、その反対側にロックアップ係合側油室を区画して形成するとともに、前記フロントカバーに対して選択的に係脱及び摺動が行われるロックアップピストンと、前記フロントカバーのロックアップピストンに対向する面に固定された摩擦材と、前記ロックアップピストンにおける前記摩擦材に対応する位置に形成され、前記ロックアップ解放側油室とロックアップ係合側油室を連通する穴を有することを特徴とする流体伝動装置。
引用特許:
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