特許
J-GLOBAL ID:200903061804933799

ガソリンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂高 哲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-350478
公開番号(公開出願番号):特開平5-163493
出願日: 1991年12月11日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ガソリン製造工程中で、ガソリン原料成分を混合して得られた混合物のリサーチオクタン価、密度及び蒸気圧を簡便な方法で精度良く推定し、この推定値を連続的に把握することにより、ガソリン製造の生産性を向上させる。【構成】 分解ガソリン、改質ガソリン、軽質ナフサ及びブタンの混合物のリサーチオクタン価、密度及び蒸気圧をこの混合物のガスクロ蒸留の分析結果を利用して分解ガソリン、改質ガソリン、軽質ナフサ及びブタンの混合量を調整して所望のリサーチオクタン価、密度及び蒸気圧を有するガソリンを製造する。
請求項(抜粋):
分解ガソリン、改質ガソリン、軽質ナフサ、ブタン及び必要に応じその他のガソリン基材留分を混合してガソリンを製造するにあたり、分解ガソリン、改質ガソリン、軽質ナフサ、ブタン及びその他のガソリン基材留分の混合物のリサーチオクタン価、密度及び蒸気圧をこの混合物のガスクロ蒸留による分析結果を利用した下記推定式より推定し、その推定結果に基づいて分解ガソリン、改質ガソリン、軽質ナフサ、ブタン及びその他のガソリン基材留分の混合量を調整して所望のリサーチオクタン価、密度及び蒸気圧を有するガソリンを製造することを特徴とするガソリンの製造方法。リサーチオクタン価=a1Σ(n・p)+a2・f+a3密度 =b1Σ(d・p)+b2・f+b3蒸気圧 =c1Σ(r・p)+c2・f+c3「式中、nは各ガスクロピークに該当する混合成分のリサーチオクタン価、dは各ガスクロピークに該当する混合成分の密度、rは各ガスクロピークに該当する混合成分の蒸気圧、pは各ガスクロピークの面積分率を重量分率に補正したもの(各ピーク面積・各ガスクロピークに該当する混合成分の密度/各ピーク面積・各ガスクロピークに該当する混合成分の密度の総和)、fは分解ガソリンの混合比率(体積%)、a1、a2、a3、b1、b2、b3、c1、c2及びc3は分解ガソリン、改質ガソリン、軽質ナフサ、ブタン及びその他のガソリン基材留分の種類に応じて定まる係数である。」

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