特許
J-GLOBAL ID:200903061809121865

PLL周波数シンセサイザ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-230518
公開番号(公開出願番号):特開平7-086927
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】PLL周波数シンセサイザ回路に関し、チャージポンプのチャージ・ディスチャージのバランスを安定化させ、高速チューニング特性を維持する。【構成】位相比較器3は分周信号frと比較信号fpとの位相を比較し、位相差信号φR,φPを出力する。チャージポンプ5は異なる導電型のトランジスタT1,T2を接続して構成され電圧信号Doを出力する。トランジスタT1,T2の駆動電流は等しく、チャージ・ディスチャージのバランスをとっている。LPF6は電圧信号Doを平滑した制御電圧信号VTを出力し、VCO7はそれに応じた周波数信号fvco を出力する。定電流源回路8は温度及び電源電圧の変化に対して安定に動作し、定電流を供給する。制御回路4は信号φR,φPに基づいてトランジスタT1,T2をオンオフさせ、定電流に基づいてトランジスタT1,T2のオン時における駆動電流を常に一定になるように制御する。
請求項(抜粋):
所定周波数の基準信号(fosc )を基準周波数に分周した分周信号(fr)を出力する基準分周器(1)と、電圧制御発振器(7)からの出力周波数信号(fvco )を分周した比較信号(fp)を出力する比較分周器(2)と、前記分周信号(fr)と前記比較信号(fp)との位相を比較し、その比較結果に基づいて第1及び第2の位相差信号(φR,φP)を出力する位相比較器(3)と、異なる導電型の第1及び第2のトランジスタ(T1,T2)を接続して構成され、両トランジスタ(T1,T2)間から電圧信号(Do)を出力するチャージポンプ回路(5)と、前記チャージポンプ回路(5)から出力される電圧信号(Do)を平滑した制御電圧信号(VT)を出力するローパスフィルタ(6)と、前記ローパスフィルタ(6)から出力される制御電圧信号(VT)の電圧値に応じた周波数の出力周波数信号(fvco )を出力する電圧制御発振器(7)と、温度の変化及び電源電圧の変化に対して安定に動作し、定電流を供給する定電流源回路(8)と、前記位相比較器(3)から出力される第1又は第2の位相差信号(φR,φP)に基づいて前記第1又は第2のトランジスタ(T1,T2)をオンオフ制御するとともに、前記定電流源回路(8)の定電流に基づいて前記第1又は第2のトランジスタ(T1,T2)のオン時における駆動電流を制御するチャージポンプ制御回路(4)とを備えることを特徴とするPLL周波数シンセサイザ回路。
IPC (2件):
H03L 7/093 ,  H03L 7/18
FI (2件):
H03L 7/08 E ,  H03L 7/18 Z
引用特許:
審査官引用 (15件)
  • 特開平1-128620
  • 特開昭62-234415
  • 特開昭55-010238
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