特許
J-GLOBAL ID:200903061815468400
振動動作発生装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-128933
公開番号(公開出願番号):特開平11-326112
出願日: 1998年05月12日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】一次情報と二次情報とを同時に持つグループウエーブを発生させる。【解決手段】予備演算部31aにて搬送波信号を得るための予備演算を行ない、演算の初期時刻を設定した後、第1処理系統101にて不規則波を求める。第2処理系統102は、不規則波の規定関数を処理系統101が対象とする余弦から正弦に変えて第1の処理系統101と同様の処理を実行する。予備演算部31bは包絡線信号を得るための予備演算を行ない、初期時刻設定器43で演算の初期時刻を設定する。第3処理系統103は、予備演算部31bで求めた信号に対し、初期値の設定、初期時刻の包絡線となり得る不規則波を計算して補正し、次タイムステップの不規則波を求め、次に最終的な次タイムステップの包絡線を求めて補正する。この補正された不規則波と前記処理系統101、102で求めた不規則波に基づいて予備計算を行なった後、グループウエーブ信号を発生する。
請求項(抜粋):
搬送波信号を得るための予備演算を行なう第1の予備演算手段と、前記第1の予備演算手段により演算された信号に対し、演算の初期時刻を設定する第1の初期時刻設定手段と、前記第1の予備演算手段により演算された信号に対して初期値を設定する初期値設定手段と、この手段により初期設定された信号に対し初期時刻の不規則波を計算する初期不規則波演算手段と、この演算手段により得られた初期時刻の不規則波から次タイムステップの不規則波を求める不規則波繰返し演算手段と、この手段で得た不規則波に対して最終的な次タイムステップの不規則波を求める不規則波発生器と、タイムステップを更新する次ステップ時刻設定手段とからなり、この手段により設定された次ステップに基づいて前記不規則波繰返し演算手段、不規則波発生手段、及び次ステップ時刻設定手段の処理を繰り返して実行する第1処理系統と、不規則波の規定関数を前記第1処理系統が対象とする余弦から正弦に変えて該第1処理系統と同様の処理を実行する第2処理系統と、包絡線信号を得るための予備演算を行なう第2の予備演算手段と、前記第2の予備演算手段により演算された信号に対し、演算の初期時刻を設定する第2の初期時刻設定手段と、前記第2の予備演算手段により演算された信号に対して初期値を設定する初期値設定手段と、この手段により初期設定された信号に対し初期時刻の包絡線となり得る不規則波を計算する初期不規則波演算手段と、この演算手段により得られた初期時刻の包絡線となり得る不規則波を補正する第1の不規則波発生補正演算手段と、この手段で補正された不規則波から次タイムステップの不規則波を求める不規則波繰返し演算手段と、この手段で得た不規則波に対して最終的な次タイムステップの包絡線を求める不規則波発生手段と、この手段により得られた不規則波を補正する第2の不規則波発生補正演算手段と、この手段で補正された不規則波と前記第1処理系統及び第2処理系統で求めた不規則波に基づいてグループウエーブ信号発生に必要な搬送波のための予備計算を行なう搬送波予備信号発生手段と、この搬送波予備信号発生手段から出力される搬送波予備信号に基づいてグループウエーブ信号を発生するグループウエーブ信号発生手段と、タイムステップを更新する次ステップ時刻設定手段とからなり、この手段により設定された次ステップに基づいて前記不規則波繰返し演算手段、不規則波発生手段、不規則波発生補正演算手段、搬送波予備信号発生手段、グループウエーブ信号発生手段、次ステップ時刻設定手段の処理を繰り返して実行する第3処理系統とを具備したことを特徴とする振動動作発生装置。
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