特許
J-GLOBAL ID:200903061818706701

演算増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-040166
公開番号(公開出願番号):特開平11-238091
出願日: 1998年02月23日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 従来の演算増幅器には、出力電流を大きくするには出力段のトランジスタのサイズを大きくする以外になく、また出力段におけるトランジスタの貫通電流を制御することができなかった。【解決手段】 二つの入力信号IN-、IN+を入力されて電位差に対応する信号NGPを出力する差動段と、信号NGPを与えられてレベルシフトした信号NGNを出力するレベルシフト段と、信号NGP及びNGNを与えられて二入力信号の電位差を増幅した信号OUTを出力する出力段とで構成された演算増幅器において、レベルシフト段がDDAで構成されていることを特徴とする。これにより、DDAのゲインをA1、A2、A3とすると、入力信号NGP、出力信号NGN、バイアス電圧VBP及びVBNの間に、A3{A1(VBN-NGN)-A2(VBP-NGP)}=NGNで表される線形性を有する関係が成立する。これにより、出力段のトランジスタTN1の電流駆動能力を最大に引き出すと共に、トランジスタTP1及びTN1に流れる貫通電流を制御することが可能である。
請求項(抜粋):
第1の入力信号と第2の入力信号とを入力され、この第1の入力信号と第2の入力信号との差に基づいた第1の出力信号を生成して出力する差動段と、前記第1の出力信号を与えられて所定レベルにシフトした第2の出力信号を生成して出力するレベルシフト段と、前記第1の出力信号と前記第2の出力信号とを与えられ、この第1及び第2の出力信号に基づいて前記第1の入力信号と前記第2の入力信号との差に対応する第3の信号を出力する出力段と、を備え、前記レベルシフト段は差動差分増幅器で構成され、これにより前記差動段から出力されて与えられた前記第1の出力信号と前記レベルシフト段から出力された前記第2の出力信号との間に線形性が成立することを特徴とする演算増幅器。
IPC (2件):
G06G 7/12 ,  H03F 3/45
FI (2件):
G06G 7/12 A ,  H03F 3/45 Z

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