特許
J-GLOBAL ID:200903061822122846
車両用レーダ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-113501
公開番号(公開出願番号):特開2005-300233
出願日: 2004年04月07日
公開日(公表日): 2005年10月27日
要約:
【課題】検知可能距離の短縮等の検出性能の低下を防止しながら、受光信号の積算処理の演算処理負荷を低減した積算型の車両用レーダ装置を提供する。【解決手段】隣接して照射される複数のレーザ光に対応する複数の受光信号を積算する積算処理を実施する。これにより、反射物体の検出感度を向上できる。ただし、この積算処理では、各積算対象受信信号範囲において、同一のサンプリングタイミングのデジタルデータを積算するため、サンプリング数が多くなるほど演算量が増加する。そこで、遅延ブロック88によりレーザ光の照射時期を基準として、受光信号のサンプリング開始時期の遅延時間を調節する。これにより、演算負荷を低減するため、サンプリング数を検出距離全体カバーするのに必要なサンプリング数よりも少なくしても、適宜、その遅延時間を変更することにより、上述した検出距離全体に渡って反射物体を検出できる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
少なくとも車両の車幅方向において、所定の角度範囲に渡って複数の送信波を照射し、各送信波に対する反射波を受信した際に、その反射波の強度に応じたアナログの受信信号を出力するレーダ手段と、
前記レーダ手段から隣接して照射される所定個数の送信波に基づいて出力される所定個数の受信信号からなる積算対象受信信号範囲を設定するものであって、一部の受信信号が重複して複数の積算対象受信信号範囲に属するように、前記所定個数よりも少ない個数分だけ前記積算対象受信信号範囲に属する受信信号をずらしながら複数の前記積算対象受信信号範囲を設定する設定手段と、
前記設定手段によって複数設定されたそれぞれの積算対象受信信号範囲に属する所定個数の受信信号を各々、所定のサンプリング間隔で一定回数サンプリングし、デジタルデータに変換する変換手段と、
前記変換手段において、前記送信波の照射時期を基準として、前記受信信号のサンプリング開始時期の遅延時間を調節する調節手段と
前記変換手段によって変換された、各積算対象受信信号範囲に属する受信信号のデジタルデータに関して、サンプリングタイミングが同一のデジタルデータごとに積算する積算手段と、
前記積算手段によって積算された各サンプリングタイミングごとのデジタルデータの積算値に基づいて、反射物体を検出する検出手段とを備えることを特徴とする車両用レーダ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01S13/93 Z
, G01S17/88 A
Fターム (29件):
5J070AB24
, 5J070AE01
, 5J070AF03
, 5J070AG07
, 5J070AH19
, 5J070AH31
, 5J070AH33
, 5J070AJ13
, 5J070AK01
, 5J070BF02
, 5J084AA04
, 5J084AA05
, 5J084AA10
, 5J084AB01
, 5J084AC02
, 5J084AD01
, 5J084AD03
, 5J084BA04
, 5J084BA11
, 5J084BA36
, 5J084BA50
, 5J084BB26
, 5J084CA03
, 5J084CA45
, 5J084CA49
, 5J084DA01
, 5J084EA20
, 5J084EA22
, 5J084EA29
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (6件)
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車両用レーダ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-240655
出願人:日産自動車株式会社
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レーダ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-070191
出願人:三菱電機株式会社
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レーダ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-284355
出願人:株式会社日立製作所, 株式会社日立エンジニアリングサービス
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航空機検出装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-253062
出願人:日本電気株式会社
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レーダ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-310382
出願人:日本電気株式会社
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車両用レーダ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-346282
出願人:株式会社デンソー
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