特許
J-GLOBAL ID:200903061823750840
射出成形金型
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
九十九 高秋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-394535
公開番号(公開出願番号):特開2002-192566
出願日: 2000年12月26日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】製品端部に内側に曲がり込むアンダーカット部を有する成形品を成形する際に、アンダーカット部に傷や変形が生じることがなく、しかも成形品の離型をスムーズに行うことが可能な射出成形金型を提供する。【解決手段】成形品Sのアンダーカット部S1の先端部近傍となる位置に、スライドコア13から突出自在な保持部材2を設けるとともに、保持部材2を突出方向に向けて押圧する弾性部材4を設け、その保持部材2を、スライドコア13が型閉め位置から後退する過程で、弾性部材4の弾性力によってスライドコア13から突出させて、成形品Sのアンダーカット部S1の先端部を保持するように構成することで、スライドコア13の後退量が大きくなっても、アンダーカット部S1を捲くり上げた状態を維持できるようにする。
請求項(抜粋):
製品端部に内側に曲がり込むアンダーカット部を有する成形品を射出成形する際に使用する成形金型であって、型閉め状態でキャビティが形成される凸型及び凹型と、凸型側に配置され、成形品のアンダーカット部の先端面及び外面を成形する成形面が形成されているとともに、成形品のアンダーカット部に対して斜め方向に移動自在なスライドコアを備えた射出成形金型において、成形品のアンダーカット部の先端部近傍となる位置に、スライドコアから突出自在な保持部材が設けられているとともに、その保持部材を突出方向に向けて押圧する弾性部材が設けられており、前記保持部材は、スライドコアが型閉め位置にあるときに、凸型によって前記弾性部材の弾性力に抗してスライドコア側に押しつけられ、スライドコアが型閉め位置から後退する過程で弾性部材の弾性力によってスライドコアから突出し、成形品のアンダーカット部の先端部を保持して、アンダーカット部をスライドコアに伴って移動するように構成されていることを特徴とする射出成形金型。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
4F202AH24
, 4F202CA11
, 4F202CB01
, 4F202CK32
, 4F202CK43
, 4F202CK54
, 4F202CM31
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