特許
J-GLOBAL ID:200903061824829874

不燃性ロープ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松原 等
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-145125
公開番号(公開出願番号):特開平9-302593
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 不燃性ロープにおいて、芯材及び被覆材の柔軟性を損なうことなく、切断口での被覆材のほつれを製造過程の処理で容易に防止する。【解決手段】 複数本のセラミックファイバーヤーン2を撚り合わせて、芯材3を形成する。芯材3をロープ長手方向へ送る過程で、接着剤6をスプレーノズル7から芯材3の表面に一直線状に吹き付ける。芯材3の周囲に複数本のグラスファイバーヤーン4を巻き付け、被覆材5をネット状に編成する。接着剤6はセラミックファイバーヤーン2とグラスファイバーヤーン4とに浸潤し、乾燥後の接着剤6によって芯材3と被覆材5とが接着されるとともに、各グラスファイバーヤーン4が相互に接着される。このため、不燃性ロープ1をどの位置で切断した場合でも、切断口で被覆材5がほつれるおそれはない。
請求項(抜粋):
複数本の不燃性ヤーンを合撚して形成された芯材と、該芯材を被覆するように複数本の不燃性ヤーンでネット状に編成された被覆材とを備えた不燃性ロープにおいて、前記芯材と被覆材との間に接着手段を設けたことを特徴とする不燃性ロープ。

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