特許
J-GLOBAL ID:200903061825408228

地上走行乗り物用電子制御形ブレーキ装置及びその作動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-103869
公開番号(公開出願番号):特開平8-277862
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキペダル操作によりマスターシリンダから液圧液体をシリンダピストン内に送り、シリンダピストンを移動させることによりブレーキ力を発生させるブレーキ装置において、このブレーキ力を補張する力を電気的に発生する機構を備え、電子回路部分が故障しても、機械的機構によるブレーキ力を維持できる、かつ寿命が長く、生産コストの安いブレーキを提案する。【解決手段】 ブレーキ装置のシリンダピストン装置6の液圧室4の中に、押しのけ部材12が突出し、電子制御装置22の制御信号に依って、前記押しのけ部材12が電子的に作動すると、前記液圧室4の中に存在する液圧液体に印加する圧力が上昇又は低下し、この上昇又は低下に依存って、前記摩擦部材8の中に導入される前記摩擦力Fakt が増加又は減少する。押しのけ部材の突出は、例えば圧電性物質に電圧を印加して変形させることにより実現できる。
請求項(抜粋):
シリンダピストン装置(6)を具備し、前記シリンダピストン装置(6)の液圧室(4)に液圧液体を充填することにより、車輪に連結されている摩擦部材(8)の中に摩擦力(Fakt )を導入できる地上走行乗り物用電子制御形ブレーキ装置において、前記シリンダピストン装置(6)の前記液圧室(4)の中に、電子的に作動可能な押しのけ部材(12)が突出し、電子制御装置(22)の制御信号に依って、前記押しのけ部材(12)が作動すると、前記液圧室(4)の中に存在する液圧液体に印加する圧力が上昇又は低下し、この上昇又は低下に依って前記摩擦部材(8)の中に導入される前記摩擦力(Fakt )が増加又は減少し;前記弁装置(23)は、液圧液体の中の圧力を上昇するために前記押しのけ部材(12)が作動される間、液圧液体が前記液圧室(4)の少なくとも一つの領域(4b)から流出することを阻止する弁装置(23)が設けられ、前記弁装置(23)は前記押しのけ部材(12)の中に形成されている弁座として作用する開口(23a)を有することを特徴とする地上走行乗り物用電子制御形ブレーキ装置。
IPC (4件):
F16D 65/20 ,  B60T 1/06 ,  B60T 8/00 ,  B60T 13/74
FI (4件):
F16D 65/20 Z ,  B60T 1/06 C ,  B60T 8/00 Z ,  B60T 13/74 Z

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