特許
J-GLOBAL ID:200903061831030431

自動変速機の後退防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-191173
公開番号(公開出願番号):特開平9-020161
出願日: 1995年07月04日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【目的】 発進意思がない時には自動変速機それ自身の機構により後退を防止し、発進意思が少しでもある時にはエンジン出力を高くしてやることで後退を防止するように適切に切り換え制御をする。【構成】 停車中は発進時に選択される変速段以外の少なくとも1つの変速段の摩擦要素により車輪の後進方向への回転が規制される自動変速機において、アイドルスイッチ21、車速センサ22、及びレンジセンサ23による検出信号に基づいて後退防止制御手段が、ドライバに発進意思がないと判別した時には自動変速機制御手段による自動変速機摩擦要素の締結により後退防止を行い、また発進意思があると判別した時にはエンジン出力制御手段により補助空気供給制御用アクチュエーター32を動作させ、ドライバのアクセル操作とは無関係にエンジン出力を高めて後退防止を行うことを特徴とする。
請求項(抜粋):
ある摩擦要素及びこれとは別の摩擦要素を備え、複数の変速段を前記摩擦要素の選択で実現可能であり、発進時に選択される変速段以外の少なくとも1つの変速段の摩擦要素により車輪の後進方向への回転を規制することが可能な自動変速機の後退防止装置において、車両の走行速度を検出する車速検出手段と、ドライバの操作によるセレクトレバーの位置を検出するセレクトレバー位置判別手段と、ドライバの発進意思を検出する発進意思検出手段と、前記摩擦要素の締結、開放の切り換えを行うことで変速段を選択する自動変速機制御手段と、ドライバのアクセル操作とは無関係にエンジン出力を大きくすることで後退防止機能を設定することが可能なエンジン出力制御手段と、前記車速検出手段、前記セレクトレバー位置判別手段、及び前記発進意思検出手段からの信号に基づいてドライバに発進意思がないと判別した時には前記自動変速機制御手段による前記自動変速機摩擦要素の締結により後退防止を行い、また発進意思があると判別した時には前記エンジン出力制御手段を動作させて後退防止を行う後退防止制御手段と、を設けたことを特徴とする自動変速機の後退防止装置。
IPC (6件):
B60K 41/04 ,  F02D 29/00 ,  F16H 61/18 ,  F16H 59:10 ,  F16H 59:18 ,  F16H 59:44
FI (3件):
B60K 41/04 ,  F02D 29/00 H ,  F16H 61/18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-170529
  • 特開昭63-170529

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