特許
J-GLOBAL ID:200903061831050084

機械式解放機構を備えた耐伸長性塞栓コイルデリバリーシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 田澤 博昭 ,  加藤 公延 ,  田澤 英昭 ,  濱田 初音
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-336102
公開番号(公開出願番号):特開2007-160111
出願日: 2006年12月13日
公開日(公表日): 2007年06月28日
要約:
【課題】血管内の所定の部位に耐伸長性塞栓装置を送達するためのカテーテルを用いた配置システムを提供すること。【解決手段】人体の血管内の所定部位に塞栓装置を配置するための医療装置であって、デリバリーカテーテル12と、このカテーテルの内腔14内にスライド可能に配置された可撓性プッシャー部材16を含む。塞栓装置23が、プッシャー部材の遠位端部に取り付けられ、かつ塞栓装置の近位端部で保持リング28を貫通する係合部材18を含む機械式かみ合わせ機構によってデリバリーカテーテル内に保持されている。分離部材30が、係合部材の遠位端部で開口を貫通し、これにより塞栓装置をプッシャー部材にロックしている。キッカー部材17が、プッシャー部材の遠位端部から延びており、分離部材が係合部材の開口から引き戻されると、保持リングを係合部材から引き上げて外し、塞栓装置が確実に解放されるように付勢されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
血管内の所定の部位に塞栓装置を配置する際に使用するための血管閉塞塞栓装置配置システムにおいて、 細長い可撓性の配置カテーテルであって、前記配置カテーテルの内部を通る内腔、近位端部、および遠位端部を有する、配置カテーテルと、 前記配置カテーテルの前記内腔内にスライド可能に配置されている細長いプッシャー部材であって、前記プッシャー部材の内部を通る内腔、近位端部、および遠位端部を有する、プッシャー部材と、 塞栓装置であって、前記塞栓装置の近位端部に保持リングを有する、塞栓装置と、 前記プッシャー部材の前記遠位端部から延びた係合部材であって、前記係合部材の遠位端部を貫通する開口を有し、前記保持リングを貫通する、係合部材と、 前記プッシャー部材の前記遠位端部から延びた細長い突出部の形態をとるキッカー部材であって、通常は前記プッシャー部材の前記内腔の中心軸に平行に付勢された特徴を示し、前記塞栓装置の前記保持リングに接触してこれにより前記保持リングを前記係合部材から引き上げて外すべく、前記塞栓装置の前記保持リングに係合するように前記中心軸に向かう方向に屈曲する、キッカー部材と、 前記プッシャー部材の前記近位端部の近位側の位置から、前記プッシャー部材の前記内腔を通り、前記係合部材の前記開口を貫通する細長い分離部材であって、前記分離部材が近位側に引き戻されると、前記分離部材の遠位端部が前記係合部材の前記開口から引き戻され、前記キッカー部材が、前記塞栓装置の前記保持リングを前記係合部材から引き上げて外し、これにより、前記プッシャー部材から前記塞栓装置を解放する、分離部材と、 を含む、血管閉塞塞栓装置配置システム。
IPC (1件):
A61B 17/12
FI (1件):
A61B17/12
Fターム (2件):
4C060DD03 ,  4C060DD48

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