特許
J-GLOBAL ID:200903061833456398
水圏プランクトン・微生物産生毒素の分析方法、および分析装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-193857
公開番号(公開出願番号):特開平11-032790
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 水圏プランクトンや微生物が産生するプロテインホスファターゼ活性阻害毒素の濃度を迅速かつ簡便に分析する方法と分析装置を提供する。【解決手段】 この分析方法は、加熱槽1でプロテインホスファターゼ活性阻害毒素を産生する水圏プランクトン・微生物を加熱して当該毒素を抽出して貯留槽4に貯留し、その抽出毒素と貯留槽5のp-ニトロフェニルリン酸塩を混合して、プロテインホスファターゼを含む酵素セル6に送って反応させ、その反応で生成したp-ニトロフェノールを含む反応系の吸光度を吸光光度計Dで測定し、その値から、予め作成しておいた検量線により抽出毒素の濃度を読み取って定量する。
請求項(抜粋):
プロテインホスファターゼ活性阻害毒素を産生する水圏プランクトン・微生物に加熱処理を施して前記プロテインホスファターゼ活性阻害毒素を抽出する毒素抽出工程;前記プロテインホスファターゼ活性阻害毒素とプロテインホスファターゼを反応させたのち、その反応系にp-ニトロフェニルリン酸塩を添加してp-ニトロフェノールを生成させる酵素反応工程;および、前記反応系の吸光度を測定し、その測定値に基づき、前記プロテインホスファターゼ活性阻害毒素の濃度を検量線から読み取る工程;を備えていることを特徴とする水圏プランクトン・微生物産生毒素の分析方法。
IPC (3件):
C12Q 1/04
, C12Q 1/42
, G01N 21/59
FI (3件):
C12Q 1/04
, C12Q 1/42
, G01N 21/59 Z
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
1996
-
Toxicon, 1996
-
渡辺真理代、原田健一、藤木博太編、「アオコ-その出現と毒素-」、東京大学出版会、1994年7月20日
-
渡辺真理代、原田健一、藤木博太編、「アオコ-その出現と毒素-」、東京大学出版会、1994年7月20日, 1994
全件表示
前のページに戻る