特許
J-GLOBAL ID:200903061834824501

自動車用ディスクホイールの寿命解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 喜多男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-324254
公開番号(公開出願番号):特開2002-131190
出願日: 2000年10月24日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】 精度が高く、かつ加工部位ごとの寿命が予測可能な自動車用ホイールの寿命解析方法を提供する。【解決手段】 疲労寿命に寄与する有効な残留応力[σ]r と、相当塑性歪みεp に該当するデータから疲労限度線図の傾きmとによりその部位における増分応力Δσを確定して、ディスクホイール各部位の相当塑性歪み量に対応した時間強度線図を、増分応力を加算することにより、応力軸線に沿って移動修正し、この修正時間強度線図により寿命を推定するようにした。このため有効残留応力[σ]r とともに、相当塑性歪みεp の概念の導入により加工硬化が参入されることとなり、実寿命に対して誤差の小さな寿命推定を各部位毎に求めることが可能となる。
請求項(抜粋):
プレス成形により作製される自動車用ディスクホイールにおいて、残留応力[σ]0 が減衰してほぼ一定となった値を有効残留応力[σ]r とし、ディスク各部位ごとに求められる該有効残留応力[σ]r を加味して、当該部位の寿命を推定するようにしたことを特徴とする自動車用ディスクホイールの寿命解析方法。

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