特許
J-GLOBAL ID:200903061835609094

耐水性かつ熱圧着性のポリビニルアルコール系繊維

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-265022
公開番号(公開出願番号):特開平7-118929
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ポリビニルアルコール系繊維において、耐水性と熱圧着性と高強度を兼備した繊維であって、特に通常時に普通の繊維の取り扱い性を有しながら、熱圧着時寸法変化少なく熱圧着可能な繊維を得る。【構成】 高融点ポリビニルアルコール系ポリマーと低融点耐水性ポリマーを特定範囲内でブレンドし、固化糸篠が断面方向に均一固化するよう、低温混合紡糸を行なうことにより、高融点ポリビニルアルコール系ポリマーが海成分、低融点耐水性ポリマーが島成分である海島構造繊維であって、好ましくは島成分が繊維の最表面より1μ以内に多数存在しており、かつ高強度であるポリビニルアルコール繊維を得る。この繊維は、通常時、マトリックス相の高融点ポリビニルアルコールの繊維性能を有し、熱圧着して高温で圧力を加えると、島成分の低融点ポリマーが繊維表面に押し出され繊維同志熱接着することが可能な繊維である。
請求項(抜粋):
融点が220°C以上であるポリビニルアルコール系ポリマーが海成分であり、融点または融着温度が210°C未満である耐水性ポリマーが島成分である海島構造繊維であって、両ポリマーのブレンド比が98/2〜55/45の範囲であり、かつ強度が7g/dr以上であることを特徴とする高強度にして耐水性かつ熱圧着性のポリビニルアルコール系繊維。
IPC (5件):
D01F 8/10 ,  C08L 29/04 LGT ,  D01D 5/34 ,  D01F 6/14 ,  D02J 1/22
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭53-106804
  • 特開平3-104922
  • 特開平1-260017
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