特許
J-GLOBAL ID:200903061838412615
スタックを共用するタスク・コンテキスト・スイッチ
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-247818
公開番号(公開出願番号):特開2001-043093
出願日: 1999年07月30日
公開日(公表日): 2001年02月16日
要約:
【要約】【目的】RAM内蔵タイプのワンチップ・マイコンでも使えるRTOSを実現する。このRTOSはコンテキスト・スイッチを行いディレー、ウェート機能を含む。ラムの消費を少なくするためにタスク間で、またRTOSとの間でスタックを共用する。スタックを共有すると、その上にある戻りアドレスが壊れることがある。タスク・サブルーチンが使えない。これを対策するために、タスク・コンテキスト専用のRTOSスタックを追加した。【構成】RTOS上で働くタスクの記述をC言語などのスタック型言語に限る。スタック型言語のスタック・フレームをタスク・コンテキストに含める。タスクからのコンテキスト・スイッチではスタック・フレームを保存する。タスクへのコンテキスト・スイッチでは共用スタック上にスタック・フレームを再構築する。
請求項(抜粋):
スタック・データ記憶手段上にオート変数とサブルーチンからの戻りアドレスを配置して動作させるプログラム言語(以下スタック型プログラム言語とする)を使って複数のタスクを記述するマルチ・タスク制御OSのタスク・コンテキストを切り替える動作において・オート変数と戻りアドレスの互いの位置関係を表すスタック・フレーム情報(以下スタック・フレーム配置データとする)をデータ要素として含むタスク・コンテキスト・データを記憶するコンテキスト記憶手段をタスクごとに備え・複数のタスクからオート変数、戻りアドレスを配置される共通してスタック・データを配置・記憶される共用スタック記憶手段(以下、共用スタックとする)を備え、・タスクを中断するときの、共有スタック上のスタック・フレーム配置データを含むタスク・コンテキストをコンテキスト記憶手段に保存する手段を備え、・コンテキスト記憶手段に保存してあったスタック・フレーム配置データから以前のタスクでのスタック・フレーム配置を共用スタック上に再構成してから、タスク・コンテキストを戻してタスクを再開させる手段を備え複数のタスクの間でスタック・データ記憶手段を共用することを特徴とするタスク・コンテキストの切り替え方法
IPC (3件):
G06F 9/46 340
, G06F 9/46
, G06F 9/42 330
FI (3件):
G06F 9/46 340 B
, G06F 9/46 340 F
, G06F 9/42 330 A
Fターム (4件):
5B033DE07
, 5B098GA02
, 5B098GA04
, 5B098GD02
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