特許
J-GLOBAL ID:200903061842017666

汚染地盤の原位置修復方法および汚染物質処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-065007
公開番号(公開出願番号):特開平10-258266
出願日: 1997年03月18日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 油の動粘性係数が水の動粘性係数よりも大きく、地下水の方が油よりも流動しやすいことから、従来の汚染物質回収方法では流動しやすい地下水だけが回収され、ほとんどの油分は地盤中に留まって油の回収が進まない。【解決手段】 汚染物質による汚染域4よりも下方の飽和領域の地盤2Bに不透水層6を形成するとともに汚染域4の周囲に飽和領域の地盤2Bに達するシートパイル8を設置することで、汚染域4を含む地盤を不透水層6とシートパイル8とで仕切って周囲の地盤と区分けし、区分けされた地盤に設けた掘削孔5から不透水層6上に洗浄水を加圧供給することで地表に向かう洗浄水の流れを作り、この洗浄水に地盤中の油を取り込ませながら地表に流出させて回収する方法を採用する。
請求項(抜粋):
汚染物質に汚染された領域よりも下方の地盤に不透水層を形成するとともに汚染域の周囲に止水壁を設置することで、汚染域を含む地盤を不透水層と止水壁とで仕切って周囲の地盤と区分けし、不透水層上に洗浄水を加圧供給し、区分けされた汚染地盤に洗浄水を満たしていくことで汚染域の下方から地表に向かう洗浄水の流れを作り、この洗浄水に汚染物質を取り込ませながら地表に流出させて回収することを特徴とする汚染地盤の原位置修復方法。

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