特許

J-GLOBAL ID：200903061843209852

車両の振動低減装置

発明者： 竹原 伸 ,  池田 直樹 ,  仙井 浩史 ,  中尾 憲彦 ,  三藤 千明 ,  塚原 裕 ,  原田 真悟
出願人/特許権者： マツダ株式会社
代理人 (1件)： 前田 弘 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-183574
公開番号（公開出願番号）：特開平6-033978
出願日： 1992年07月10日
公開日（公表日）： 1994年02月08日
要約：

【要約】【目的】 車両振動とは逆位相で同振幅の振動を車両に与えて車両振動を低減するに際し、サスペンション装置の緩衝特性に応じて最適な振動低減動作を行わせる。【構成】 サスペンションの上端部に路面振動センサを配設し、この路面振動センサからの路面振動信号Tを、加速度センサからの加速度信号Sから差し引いて、この加速度信号Sを補正する。これにより、外乱が排除された振動信号Eに基いて加振信号Aを作成して振動低減制御を行い、外乱による悪影響を回避しながら振動低減動作を行う。

請求項（抜粋）：

特定の振動要素を加振するアクチュエータと、振動要素の振動を検出する振動センサと、エンジンから発せられる振動に基くリファレンス信号を受け、該リファレンス信号に基いて前記振動要素の振動とは逆位相且つ同振幅で該振動要素を加振するような駆動信号を作成すると共に、入力される振動信号を小さくするように前記駆動信号をフィードバック補正し、該フィードバック補正した駆動信号を前記アクチュエータに送信して該アクチュエータを駆動制御する制御手段とを備えた車両の振動低減装置において、車両におけるエンジン以外の振動発生部分に配設され、この振動発生部分において発生する振動のみを検出する第2の振動センサと、該第2の振動センサから発せられる外乱振動信号を受け、前記振動センサから発せられた振動信号から外乱振動信号を差し引くことによって該振動信号を補正し、この補正された振動信号を前記制御手段に送信する振動信号補正手段とを備えていることを特徴とする車両の振動低減装置。

IPC (4件)：

F16F 15/02 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/00 ,  G05D 19/02

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭60-263739
  
• 特開昭59-097341