特許
J-GLOBAL ID:200903061843839520

符号化復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-036654
公開番号(公開出願番号):特開平8-237131
出願日: 1995年02月24日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 量子化器の切り替えワード長を可変にして圧縮効率の高い圧縮符号化を行う。【構成】 マスキング計算部24は信号対マスキング比を算出する。境界ビット計算部25は、ミッドライザー量子化器が使用可能な最小ワード長(境界ビット数)を求める。必要ビット数計算部26は、信号対量子化ノイズ比が信号対マスキング比以上となる最小のワード長(必要ビット数)をミッドトレッド/ミッドライザー量子化器に付いて求めて、ワード長と量子化器とを設定する。ビット配分部27は、1フレームに配分可能なビット数に応じてワード長を調整し、境界ビット数を参照してワード長と量子化器とを決定する。こうして、ミッドライザー量子化器が使用可能な下限のワード長で使用量子化器を切り替えることによって、圧縮精度や圧縮率の低下を防止して圧縮効率の高い圧縮符号化を行う。
請求項(抜粋):
入力信号を周波数変換して成る周波数領域データに基づいて信号対マスキング比を求めるマスキング計算部と、上記周波数領域データを量子化した場合の信号対量子化ノイズ比の値が上記信号対マスキング比の値以上となる最小のワード長を必要ビット数として求める必要ビット数計算部と、1フレームに配分可能なビット数に応じて上記必要ビット数を配分するビット配分部と、このビット配分部で配分された必要ビット数のワード長で上記入力信号を量子化して圧縮データを出力する量子化部を有する符号化装置、および、上記符号化装置で得られた圧縮データを上記量子化時のワード長で逆量子化する逆量子化部を有する復号化装置で構成された符号化復号化装置において、上記符号化装置は、ミッドライザー量子化器における“0"に最も近い量子化レベルに掛からない最小入力パワーが上記入力信号の最小パワー以下になるような最小ワード長である境界ビット数を求める境界ビット計算部を備え、上記量子化部は、ミッドトレッド量子化器とミッドライザー量子化器との2つの量子化器、および、用いた量子化器を表す量子化器情報を圧縮データに付加する量子化器情報付加手段を有し、上記必要ビット数計算部は、上記両量子化器夫々の必要ビット数を求め、上記ミッドライザー量子化器に係る必要ビット数と上記境界ビット数との比較結果に基づいて、量子化時におけるワード長と用いる量子化器とを設定する量子化器設定手段を有し、上記ビット配分部は、上記配分した後のワード長と上記境界ビット数とを比較して最終的なワード長と用いる量子化器とを決定し、この決定したワード長を上記量子化器に送出する量子化器決定手段を有し、上記符号化装置は、さらに、上記ビット配分部によって決定された量子化器に上記入力信号を選択的に送出する選択部を備え、上記逆量子化部は、ミッドトレッド逆量子化器とミッドライザー逆量子化器との2つの逆量子化器を有し、上記復号化装置は、上記量子化部からの圧縮データに付加されている量子化器情報に基づいて逆量子化時に用いるべき逆量子化器を決定して、上記逆量子化部における上記決定された逆量子化器に選択的に上記圧縮データを送出する逆量子化器選択部を備えたことを特徴とする符号化復号化装置。
IPC (3件):
H03M 7/30 ,  G10L 7/04 ,  G10L 9/18
FI (3件):
H03M 7/30 A ,  G10L 7/04 G ,  G10L 9/18 A

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