特許
J-GLOBAL ID:200903061843846836

液晶注入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-305696
公開番号(公開出願番号):特開平8-146442
出願日: 1994年11月16日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 これまでの不具合の発生原因がトレイ内液晶にパネル下端を直接浸漬させる形態にあることに着目し、液晶の無駄をなくして経済性が高く、汚染のない良質の液晶注入を実現することで、高表示品位の液晶表示パネルの量産に適した液晶注入装置を提供する。【構成】 真空槽内に液晶収容トレイ11が配置され、減圧下で液晶収容トレイ11内の液晶10に空セル(パネル)20を浸漬させて、パネル20内部にこの下端面の注入孔24から液晶10を吸引して注入するもので、液晶収容トレイ11内の液晶10に下部を浸漬させ上部にフィルタ35を設置したノズルブロック30を揺動自在に設け、このノズルブロック30のノズル孔34を介してパネル20に液晶10を充填するよう構成されている。
請求項(抜粋):
一対の基板を所定の間隙を保ち枠状のシール材を介して接合してなる液晶パネル内に、シール材に設けた注入孔から液晶パネル内外の圧力差を利用して液晶を注入する液晶注入装置であって、槽内の気圧を大気圧から減圧調整可能な減圧槽と、前記減圧槽内に配置され、注入すべき液晶を貯留しておく液晶トレイと、前記液晶トレイ内の所定位置に設置され、上下方向に貫通させたノズル孔を設け、下部を液晶に浸漬させると共に液晶に浸漬させない上部表面に前記液晶パネルの注入孔を接合させ、前記ノズル孔を通じて液晶トレイ内の液晶を液晶パネル内に流入させるノズルブロックとを有することを特徴とする液晶注入装置。

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