特許
J-GLOBAL ID:200903061847964205

車両のサスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-171148
公開番号(公開出願番号):特開平6-008717
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】車両の停車時で且つブレーキ操作等により車輪の回転が拘束されている場合(停車拘束状態)の消費エネルギの低減化を可能とする車両のサスペンション制御装置を提供する。【構成】車両の停車拘束状態を検出した場合に(S1〜S2)、油圧供給系と油圧制御系との間に設けられた開閉切替弁として作用するフェイルセーフ弁を閉じて該油圧制御系を油圧保持状態にし(S3)、比例電磁リリーフ弁を開放して油圧供給系の供給圧を大気圧近傍まで低下させ(S4)、スロットルが開状態で車両が移動したら(S5〜S7)、前記フェイルセーフ弁を開いて油圧制御系と油圧供給系とを連通し(S8)、比例電磁リリーフ弁のリリーフ圧を所定値に漸増して(S9)、所定の供給圧が油圧制御系に供給される構成とした。また、停車拘束状態で可変容量オイルポンプの吐出圧を大気圧近傍まで低下させる構成とした。
請求項(抜粋):
車両の各輪と車体との間に介装された流体圧シリンダと、各流体圧シリンダへの流体圧を制御して車両のサスペンション特性を制御する流体圧制御手段と、前記流体圧制御手段に流体圧を供給し且つその流体圧を可変とした流体圧供給手段と、前記流体圧供給手段からの流体圧の前記流体圧制御手段への通路を開閉する開閉手段とを備えた車両のサスペンション制御装置において、車両が停車状態であることを検出する停車状態検出手段と、前記車輪の回転が拘束されている状態を検出する拘束状態検出手段と、前記停車状態検出手段が車両の停車状態を検出し且つ前記拘束状態検出手段が前記車輪の回転の拘束状態を検出している停車拘束状態で前記流体圧供給手段から流体圧制御手段への開度を閉じるように前記開閉手段を制御する切替手段と、前記停車拘束状態で前記流体圧供給手段の流体圧を大気圧又は大気圧近傍まで低下させる流体圧低下手段とを備えたことを特徴とする車両のサスペンション制御装置。

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