特許
J-GLOBAL ID:200903061856991428

標準ADCT方式で圧縮された画像の改良復元方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-161865
公開番号(公開出願番号):特開平6-139351
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 元の文書画像に対する忠実度を維持しながら、復元された文書画像の品質を改善する。【構成】 圧縮に対して、元の文書画像が画素ブロックに分割され、その画素ブロックが、発生頻度空間変換圧縮動作を使用した前方変換符号化動作によって、変換係数ブロックに変換される。この変換係数は、つぎに、損失を伴う量子化過程で量子化される。この量子化過程では、各々の変換係数は、量子化テーブルから取り出された量子化値によって分割され、その結果の整数部分が量子化変換係数として使用される。そして、量子化変換係数のブロックが、損失を伴わない符号化方法によって符号化される。
請求項(抜粋):
元の文書画像に対する忠実度を維持しながら、圧縮から復元された文書画像の見掛けを改善する方法であって、圧縮時に、元の文書画像が画素のブロックに分割され、上記画素のブロックが、周波数空間変換動作を使用した順方向変換符号化動作によって変換係数のブロックに変えられ、その後上記変換係数が損失を伴う量子化過程によって量子化され、上記量子化過程では各々の変換係数が量子化テーブルからの量子化値に従って量子化され、その結果が量子化変換係数として使用される方法であって、下記の圧縮から復元するステップを含む方法。a)上記元の画像に対する上記量子化変換係数を受け取るステップと、b)量子化テーブルからの対応量子化値に従ってブロック内の変換係数を逆量子化して1ブロックの受け取られた変換係数を得るステップと、c)受け取られた変換係数に逆変換動作を適用して画像を復元するステップと、d)選択された非線形フィルタを使用して、エッジを保存しながら、損失を伴う量子化過程の結果として復元画像に発生した高周波ノイズを低下させて、復元画像の見掛けをより視覚的に訴えるように再現するステップと、e)周波数空間変換圧縮動作を使用した順方向変換符号化動作によって、フィルタリングを施した復元画像を新しい変換係数のブロックに変えるステップと、f)新しい変換係数の各ブロックを、受け取られた変換係数の対応ブロックおよび選択された量子化テーブルと比較し、フィルタリングを施した復元画像が元の画像から導き出せるかどうかを判断するステップと、そして、g)上記判断に基づいて、フィルタリングを施した復元画像を出力バッファに転送するステップ。
IPC (4件):
G06F 15/68 400 ,  G06F 15/66 330 ,  H03M 7/30 ,  H04N 1/41
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-280167

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