特許
J-GLOBAL ID:200903061861240910

キャッシュ付きディスク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-037446
公開番号(公開出願番号):特開平5-233400
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】キャッシュメモリのみにファイルを記憶する高速ファイルの登録におけるキャッシュメモリの効率よい使用。【構成】ディスク装置7上のデータ領域をキャッシュメモリ6上に高速ファイルとして登録する場合,ディレクトリメモリ5内のセット割当部8によってデータ領域を含むブロックにセットを割り当て,予め複数のセットに割り当てられたキャッシュメモリ5上の当該セットのブロックに高速ファイルブロックとして登録するが,当該セット内のブロックを全て高速ファイルブロックとして使用しているため登録可能なブロックが存在しない場合でも,ディレクトリメモリ5内の空きブロック管理部11によって,他セット内で最も空きブロック数の多いセットを判断し,そのセットの空きブロックを一時的に使用することによって,要求のデータ領域を含むブロックを高速ファイルブロックとして登録する。
請求項(抜粋):
ホストプロセッサと,複数のファイルを記録するディスク装置に接続され複数のファイルを記憶するキャッシュメモリと,前記キャッシュメモリをセットアソシアティブ方式により管理するディレクトリメモリとを有するディスク制御装置において,前記ディレクトリメモリ内にディスク装置上のデータを複数のセットに分割し効率よくキャッシュメモリに割り当てるセット割当手段と,キャッシュメモリのみにファイルを記憶する高速ファイルの登録および管理を行う高速ファイル管理手段と,キャッシュメモリ内の高速ファイル以外のファイルの登録および管理を行う非高速ファイル管理手段と,高速ファイル登録の際に必要なキャッシュメモリ内のセット単位の空きブロック情報を有し,ホストプロセッサからディレクタへ空きブロックの存在しないセットに割り当てられるディスク装置上のデータ領域に関する高速ファイル登録命令が発行された場合でも,他セットの空きブロックの一時的使用により高速ファイル登録を可能にする空きブロック管理手段とを有することを特徴とするキャッシュ付きディスク制御装置。

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