特許
J-GLOBAL ID:200903061861484216

熱伝導装置、ボイラ、発電装置及び加温・冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-398752
公開番号(公開出願番号):特開2002-195789
出願日: 2000年12月27日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 従来のボイラ10やタービン32における、排熱回収熱交換器1では、その部分のスペースが必要となると同時に、熱媒体である缶水を循環させるため、追加の配管やポンプ15の容量を大きくする必要等があったのでコストが高かった。また、二相式のヒートパイプでは、熱伝導率を適宜制御しないため、温度を一定に保つことは難しかった。【解決手段】 本発明の熱伝導装置は、対向振動流型ヒートパイプ2と、制御ボックス5と、サーモセンサー6とを備えている。対向振動流型ヒートパイプ2は、加振器2dによる液体2cの振動を変化させて熱伝導率を変化させる。サーモセンサー6は、蓄熱槽20の温度情報を制御ボックス5に伝達する。温度情報により制御ボックス5は、加振器2dによる振動を制御する。従って前記熱伝導装置を用いれば、蓄熱槽20の温度を一定に保つ制御ができる。
請求項(抜粋):
高温部と低温部との間に並列に延在する複数の流路部を備える流路と、該流路内にほぼ満たされた状態で封入される液体と、該液体を流路内で流路部の延在方向に沿って往き来するように振動させる加振手段とを備え、前記流路の隣合う流路部内の液体同士が壁を隔てて隣接して配置されるとともに、前記加振手段による振動が隣接する流路部内の液体同士で逆位相となるように該流路部内の液体を振動させた状態で、隣接する流路部内の液体同士が壁を介して熱交換を行う熱伝導部材を用いた熱伝導装置であって、各種センサ・機器等の装置に接続されて信号を出力する信号出力手段と、該信号出力手段から出力された信号に基づいて、前記加振手段により液体に加えられる振動の開始及び停止と、振動の振幅と、振動の振動数とのうちの少なくとも一つを制御するとともに、前記加振手段の作動及び停止を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする熱伝導装置。
IPC (2件):
F28F 27/00 511 ,  F28F 27/00
FI (2件):
F28F 27/00 511 E ,  F28F 27/00 511 C
引用特許:
出願人引用 (18件)
  • 熱輸送デバイス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-013591   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開平1-208624
  • 電子部品の冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-105715   出願人:トヨタ自動車株式会社
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審査官引用 (1件)
  • 熱輸送デバイス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-013591   出願人:トヨタ自動車株式会社

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