特許
J-GLOBAL ID:200903061868942384
電子写真感光体
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-106888
公開番号(公開出願番号):特開平8-278644
出願日: 1995年04月06日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 可視域から近赤外域まで広範囲にわたって高感度を有し、しかも静電疲労後においても帯電の低下がなく、また、感度劣化も起きない単層型電子写真感光体を得る。【構成】 導電性支持体上に感光層を設けた電子写真用感光体において、下記一般式(I)で表されるジスアゾ顔料と下記一般式(II)で表されるトリスアゾ顔料との同時粉砕混合物、有機正孔移動物質及び有機アクセプタ性化合物を含有する単一の感光層にハイドロキノン系酸化防止剤を含有させる。〔一般式(I)及び(II)において、Ar1、Ar2及びAr3は、カプラー残基を、R1及びR2は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基又はシアノ基を、R3は、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基又はシアノ基を表す。〕
請求項(抜粋):
導電性支持体上に感光層を設けてなる電子写真感光体において、下記一般式(I)で表される少なくとも1種のジスアゾ顔料と下記一般式(II)で表される少なくとも1種のトリスアゾ顔料との同時粉砕混合物、有機正孔移動物質、有機アクセプタ性化合物及び結着樹脂を含有する単一の感光層にハイドロキノン系酸化防止剤を含有させたことを特徴とする電子写真感光体。【化1】【化2】〔上記一般式(I)及び(II)において、Ar1、Ar2及びAr3は、下記一般式(III)〜(X)で表されるカプラー残基を表し、各々同一でも異なってもよい。また、R1及びR2は水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基又はシアノ基を表し、R3は、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基又はシアノ基を表す。〕【化3】〔式中、X1、Y1及びZはそれぞれ以下のものを表す。X1:-OH、-N(R4)(R5)、又は-NHSO2-R6。(但し、R4及びR5は水素原子、アシル基、又は置換若しくは無置換のアルキル基を表し、R6は置換若しくは無置換のアルキル基又は置換若しくは無置換のアリール基を表す。)Y1:水素原子、ハロゲン原子、置換若しくは無置換のアルキル基、アルコキシ基、置換若しくは無置換のカルボキシル基、スルホン基、ベンズイミダゾリル基、置換若しくは無置換のスルファモイル基又は-CON(R7)(Y2)。{但し、R7は水素原子、アルキル基若しくはその置換体又はフェニル基若しくはその置換体を表し、Y2は炭化水素環基若しくはその置換体、複素環基若しくはその置換体、-N=C(R8)(R9)、(但し、R8は炭化水素環基若しくはその置換体、複素環基若しくはその置換体又はスチリル基若しくはその置換体、R9は水素原子、アルキル基若しくはその置換体又はフェニル基若しくはその置換体を表すか、あるいはR8及びR9はそれらに結合する炭素原子と共に環を形成しても良い。)又は-CONHR(但し、フェニル基若しくはその置換体を表す。)を表す。}Z:炭化水素環基若しくはその置換体又は複素環基若しくはその置換体。〕【化4】〔一般式(IV)において、R10、R11、Y1及びnはそれぞれ以下のものを表す。R10:水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基又は置換若しくは無置換のアリール基。R11:水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアルコキシ基、置換若しくは無置換のアルキルスルホニル基、置換若しくは無置換のアルキルメルカプト基、ハロゲン原子、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアシル基、シアノ基、ニトロ基又は置換若しくは無置換のアミノ基を表し、なお、nが2〜4の整数の場合はR11は同一又は異なったもののいずれでも良い。Y1:前記一般式(III)におけると同一。n:1〜4の整数。〕【化5】【化6】〔一般式(V)及び(VI)において、R12は水素原子又は置換若しくは無置換の炭化水素基を表す。〕【化7】【化8】〔一般式(VII)及び(VIII)において、R13は、アルキル基、カルバモイル基、カルボキシル基又はそのエステルを表し、Ar4は置換若しくは無置換の芳香族炭化水素基を表す。〕【化9】【化10】〔一般式(IX)及び(X)において、X2は芳香族炭化水素の2価基又は複素環の2価基を表す。〕
IPC (3件):
G03G 5/05 104
, G03G 5/06 348
, G03G 5/06 360
FI (3件):
G03G 5/05 104 B
, G03G 5/06 348
, G03G 5/06 360 C
前のページに戻る