特許
J-GLOBAL ID:200903061869000870

オレフィン重合用固体触媒成分

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-183185
公開番号(公開出願番号):特開平11-228613
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 重合活性が高く、分子量が高く、しかも多分散度2.5以下と低いオレフィンの(共)ポリマーが得られ固体触媒成分。【解決方法】 担体と、一般式:R1M1X13(R1は炭化水素基、M1は硅素、ゲルマニウムまたは錫原子、X1はハロゲン原子を表す)で表される誘導体との反応段階を有する、オレフィン重合用メタロセン型固体触媒成分。
請求項(抜粋):
下記(a)〜(d)の段階を有する、オレフィンの重合または共重合用固体触媒成分の製造方法:(a)段階:粒状担体と下記一般式で表されるハロゲン化誘導体とを反応させて固体S1を得る:R1M1X13(ここで、R1は炭化水素ラジカルを表し、M1は珪素、ゲルマニウムまたは錫原子を表し、X1はハロゲン原子を表す)(b)段階:R1M1X13に由来し且つ担体に固定された基に属する原子M1にシクロアルカジエニル骨格を有する少なくとも1種の基L(ただし、シクロアルカジエニル環の少なくとも1つの炭素原子は少なくとも1つの水素原子と結合している)をグラフトすることができる化合物Cと、固体S1とを反応させて固体S2を得る、(c)段階:下記一般式で表される脱プロトン剤Dと,固体S2とを反応させて固体S3を得る:R2M2X2n(ここで、R2は水素原子または炭化水素基を表し、M2はリチウム、ナトリウム、カリウムまたはマグネシウム原子を表し、X2はハロゲン原子を表し、M2がリチウム、ナトリウムまたはカリウム原子の場合はnは0を表し、M2がマグネシウム原子の場合はnは1を表す)(d)段階:下記一般式で表される遷移金属の誘導体と、固体S3とを反応させる:R3y-zM3Xz(ここで、R3は炭化水素ラジカルを表し、M3は元素周期律表の4,5,6,7,8,9および10族の元素から選択される遷移金属を表し、Xはハロゲン原子を表し、yは3または4であり、zは1〜yである)。
IPC (3件):
C08F 4/64 ,  C08F 4/02 ,  C08F 10/00
FI (3件):
C08F 4/64 ,  C08F 4/02 ,  C08F 10/00

前のページに戻る