特許

J-GLOBAL ID：200903061871082841

光ファイバ型温度分布計測装置

発明者： 久保田 俊輔
出願人/特許権者： 日鉱計測システム株式会社
代理人 (1件)： 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-226585
公開番号（公開出願番号）：特開平8-094455
出願日： 1994年09月21日
公開日（公表日）： 1996年04月12日
要約：

【要約】【目的】 被測定対象物の表面だけでなく内部での異常発熱を速やかに検出できる光ファイバ型温度分布測定装置を提供する。【構成】 測定用光ファイバについて一定のピッチで光ファイバコイル形成し、この光ファイバコイルを熱良導性支持部材に収納支持し、この支持部材を熱良導性のボルト状締結部材を用いて被測定対象物の表面に取り付ける。被測定対象物の内部で発生した熱はボルト状締結部材を支持部材を介して速やかに光ファイバコイルに伝達され、内部での異常発熱を速やかに検出することができる。

請求項（抜粋）：

被測定領域に配設した光ファイバと、この光ファイバの一端からパルス光を投射する光源装置と、光ファイバの各部位で発生した後方散乱光を検出する検出系と、検出系からの出力信号に基いて光ファイバの各部位の温度を決定する信号処理回路とを具える光ファイバ型温度分布計測装置において、前記光ファイバが、コイル状に巻回した複数のコイル部分を有し、各コイル部分を熱良導性材料から成る支持部材に装着し、これら支持部材を熱良導性材料のボルト状締結部材により被測定領域にそれぞれ取り付け、被測定領域の内部で発生した熱が前記ボルト状締結部材及び支持部材を介して前記コイル部分まで伝達されるように構成したことを特徴とする光ファイバ型温度分布計測装置。