特許
J-GLOBAL ID:200903061874535448

磁気共鳴診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-249052
公開番号(公開出願番号):特開平6-098866
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 被検体内の温度分布を非侵襲的にかつ高精度に画像化する装置を提供する。【構成】 微小な温度依存性を示す水プロトンの化学シフト(スペクトル)を多次元MRSIによって観測し、該スペクトルに対し信号回復法ないしはスペクトル推定法を利用して、観測時間の制約による周波数分解能を越えた高精度な周波数推定を行い、温度に対する化学シフトの変化を画像表示する。【効果】 スペクトル推定手法を用いることにより、ノイズ・磁場不均一、渦電流磁場によるスペクトル劣化ならびに信号観測時間の制約による温度算出誤差を抑制した。高精度の温度分布画像を非侵襲的に観測でき、これにより、温度分布異常による疾病の鑑別・診断が可能となる。
請求項(抜粋):
選択励起パルスを印加して対象物体内の水または水酸基由来の水素原子核を励起させ、当該核に位相エンコード情報を付加した後、発生した磁気共鳴信号を観測して当該対象物体内の各部における当該核のスペクトル情報を得、当該核の共鳴点周波数、及び所定の周波数基準との周波数差によって得た化学シフトを温度指標として、当該物体内部の温度分布を得る磁気共鳴診断装置において、磁気共鳴信号、その周波数、及びそのスペクトルのうち少なくとも1つを推定する所定の手段を用いて前記化学シフトを推定する化学シフト推定手段を設けたことを特徴とする磁気共鳴診断装置。
IPC (4件):
A61B 5/055 ,  A61B 5/00 101 ,  G01R 33/28 ,  G01R 33/48
FI (3件):
A61B 5/05 311 ,  G01N 24/02 K ,  G01N 24/08 Y
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-081538
  • 特開平3-284240

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