特許
J-GLOBAL ID:200903061876131085

輪郭のはっきりした刃先半径を得る電解研磨方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-500479
公開番号(公開出願番号):特表2000-514866
出願日: 1997年05月22日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】本発明は、焼結炭化物合金又はチタンに基づく炭窒化物合金の切削工具スローアウェイチップの刃先を、スローアウェイチップ全体にわたる高度の表面仕上と合わせて丸める方法に関する。メタノール又は他の有機液体中の15〜50体積%の過塩素酸(HClO4)又は硫酸(H2SO4)の様な、バインダー相及び硬い成分の相の両方を等しく除去する電解液を用いる電解法を使用する。本発明の方法は従来の機械的な方法よりも制御しやすく、スローアウェイチップ全体にわたる高度の表面仕上と合わせて、機械的方法又は他の電解法では作ることができない約10μmの非常に小さい刃先半径を提供するのに特に有益である。
請求項(抜粋):
焼結炭化物合金又はチタンに基づく炭窒化物合金の切削工具スローアウェイチップ全体にわたる高度の表面仕上と共に、前記スローアウェイチップの刃先を丸める方法であって、以下の工程を特徴とする方法。 メタノール又は他の有機液体キャリヤー中に15〜50体積%の過塩素酸(HClO4)若しくは硫酸(H2SO4)、又はそれらの混合物を含有する電解液を用意する工程。 前記スローアウェイチップを前記電解液に沈める工程。 耐酸性材料、例えば白金又は耐酸性ステンレス鋼の電極を前記電解液中に装備する工程。 前記スローアウェイチップ(アノード)と前記電極(カソード)の間に電位を十分な時間印加して、前記スローアウェイチップの全体にわたる高度の表面仕上も施しつつ、前記スローアウェイチップの刃先を所望の程度に丸める工程。

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