特許
J-GLOBAL ID:200903061877587392
Vベルト式無段変速機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-172130
公開番号(公開出願番号):特開平11-013845
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】ベルト有効半径が急激に変化してもシーブ面及びVベルト間で発生する異音を減少し、運転者に違和感を与えないVベルト式無段変速機構を提供する。【解決手段】入力軸24上に配設したプライマリプーリ26と、出力軸32上に配設したセカンダリプーリ34と、プライマリプーリ及びセカンダリプーリ間に、変速比の変化とともにベルト有効半径が変化して巻き付いく無端状のVベルト3とを備えた装置である。セカンダリプーリは、出力軸に固定されて軸線と交叉する方向にシーブ面34a1 を形成した固定プーリ34aと、軸方向に移動可能とされて固定プーリのシーブ面と対向するシーブ面34b1 を形成した可動プーリ34bと、固定プーリ及び可動プーリ互いに対向するシーブ面により形成されて可動プーリの移動により幅が変化するV字溝34dとを備えている。そして、固定プーリ及び可動プーリのシーブ面34a1 、34b1 の両者を、軸側から径方向外方に向かうに従い表面あらさが粗くなるように形成した。
請求項(抜粋):
入力軸上に配設したプライマリプーリと、出力軸上に配設したセカンダリプーリと、これらプライマリプーリ及びセカンダリプーリ間に、変速比の変化とともにベルト有効半径が変化しながら巻き付いている無端伏のVべルトとを備え、前記プライマリプーリ及びセカンダリプーリは、前記入力軸又は前記出力軸に固定されて軸線と交又する方向にシーブ面を形成した固定プーリと、前記軸線方向に移動可能に配置されて前記固定プーリのシーブ面と対向するシーブ面を形成した可動プーリと、前記固定プーリ及び可動プーリ互いに対向するシーブ面により形成されて前記可動プーリの移動により幅が変化するV字溝とを備え、前記Vベルトは、無端伏のスチール製のベルトに多数のスチール製のコマを取り付けて形成されて前記コマが前記V字溝に係合するようにしたVベルト無段変速機構において、前記固定プーリのシーブ面及び前記可動プーリのシーブ面の両者を、前記軸側から径方向外方に向かうに従い、表面あらさが粗くなるように形成したことを特徴とするVベルト式無段変速機構。
IPC (2件):
FI (2件):
前のページに戻る