特許

J-GLOBAL ID：200903061881670350

完成中子の製造方法、その部分中子および完成中子の製造装置

発明者： 山本 佳治 ,  藤田 辰美
出願人/特許権者： 新東工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-019769
公開番号（公開出願番号）：特開平10-202342
出願日： 1997年01月17日
公開日（公表日）： 1998年08月04日
要約：

【要約】【目的】 部分中子同士を接合する鋳物砂としてガス硬化性鋳物砂を使用した場合、鋳物砂硬化ガスをその鋳物砂に十分に浸透させることができるようにする。【構成】 部分中子2、3における他の部分中子2、3との合わせ面に、鋳物砂硬化ガスを吹き込むための第1空洞4を他の部分中子2、3とで画成可能な凹み5と、他の部分中子2、3とで鋳物砂を収納可能な第2空洞6を画成可能でありかつ凹み5をほぼ包囲する空間を画成可能な溝7とを形成し、複数個の部分中子2、3を凹み5および溝7をそれぞれ対向させて当接して部分中子2、3の当接部に、第1空洞4と第2空洞6とを画成し、第2空洞6にガス硬化性鋳物砂を充填した後、第1空洞4に鋳物砂硬化ガスを吹き込んでガス硬化性鋳物砂を硬化させる。

請求項（抜粋）：

所定の外形を有する複数個の部分中子を組み合わせて一つの完成中子を製造する方法であって、前記部分中子2、3における他の部分中子2、3との合わせ面に、鋳物砂硬化ガスを吹き込むための第1空洞4を前記他の部分中子2、3とで画成可能な凹み5と、前記他の部分中子2、3とで鋳物砂を収納可能な第2空洞6を画成可能でありかつ前記凹み5をほぼ包囲する空間を画成可能な溝7と、を形成し、前記部分中子2、3の複数個を前記凹み5および溝7をそれぞれ対向させて当接して二つの部分中子2、3の当接部に、前記第1空洞4、4と、前記第2空洞6、6とをそれぞれ画成し、前記第2空洞6、6にガス硬化性鋳物砂を充填した後、前記第1空洞4、4に鋳物砂硬化ガスを吹き込んで前記第2空洞6、6に充填したガス硬化性鋳物砂の中を貫流させてこのガス硬化性鋳物砂を硬化させることを特徴とする完成中子の製造方法。