特許
J-GLOBAL ID:200903061883896402

内視鏡用弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-091242
公開番号(公開出願番号):特開平6-304130
出願日: 1993年04月19日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】処置具を挿通をしていない時でも高いシール性を有するとともに、処置具挿入時においても処置具の径に左右されないシール性を有する操作性の良好な内視鏡用弁装置の提供を目的としている。【構成】弁装置1は、内視鏡のチャンネルの挿入側口部に取着されてチャンネルに通じる挿通孔18を形成した内筒2と、内筒2に連結され挿通孔18をシール状態で閉塞し且つシール状態で処置具を挿通可能な通孔21,25を有した閉塞栓体10と、閉塞栓体10より挿通孔18の側に設けられ処置具を通す中空孔30を有した弾性部材からなり縮径して処置具の通る挿通孔18を閉塞する状態と拡径して処置具の通る挿通孔18を開放する状態のいずれかに変形可能な弁部材16と、内筒2に連繋して回転自在な外筒4と、外筒4にカム溝24を形成し、内筒2にカム溝24に沿って移動可能な係合ピン22を設け、カム溝24と係合ピン22は外筒4を回転操作することにより弁部材16を開放する第1係合位置と弁部材16を閉塞する第2係合位置とを有するカム機構とを備えている。
請求項(抜粋):
内視鏡の処置具挿通用チャンネルの挿入側口部に対して着脱自在に取り付けられる内視鏡用弁装置において、前記処置具挿通用チャンネルの挿入側口部に取着されて前記処置具挿通用チャンネルに通じる処置具挿通孔を形成した筒状部材と、この筒状部材に連結され前記処置具挿通孔を外部に対してシール状態で閉塞するとともにシール状態で処置具を挿通可能な通孔を有した着脱可能な閉塞栓と、この閉塞栓より前記処置具挿通孔側に設けられ前記処置具挿通孔に挿通する処置具を通す中空孔を有した弾性部材からなり縮径して処置具の通る処置具挿通孔を閉塞する状態と拡径して処置具の通る処置具挿通孔を開放する状態のいずれかに変形可能で着脱可能な弁部材と、前記筒状部材に連繋して回転自在な弁操作用調節環と、前記筒状部材と調節環とのいずれか一方の部材にカム溝を形成し、他方の部材に前記カム溝に沿って移動可能な係合ピンを設け、前記カム溝と係合ピンは前記調節環を回転操作することにより前記弁部材を開放する第1の係合位置と前記弁部材を閉塞する第2の係合位置とを有するカム機構と、前記処置具挿通孔の途中から前記処置具挿通用チャンネルに通じる口金部とを具備したことを特徴とする内視鏡用弁装置。
IPC (2件):
A61B 1/00 334 ,  G02B 23/24

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