特許
J-GLOBAL ID:200903061888541092

触媒蒸留反応器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-236773
公開番号(公開出願番号):特開平6-218268
出願日: 1991年06月11日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】蒸留塔反応器において、申し分のない液-蒸気接触を達成すると同時に、反応熱をより上手に利用するために、反応トレーと蒸留トレーが、その2つの間の連続液面によって連結されているシステムを提供する。【構成】適当な触媒を含む反応トレー110を、蒸留トレー200の真下に配置する。下部蒸留トレーから、「連結」蒸留トレーの下の蒸気分配域へ蒸気を運ぶバイパスとして、蒸気上昇管170を、反応トレー200を貫通させる。液体は、「連結」蒸留トレーを迂回する降下管150bAを通って下方に流れ、触媒100を浸漬している「連結」反応トレー110上へ流れて、該反応トレー110を横断し、そして上へ上昇して、分別蒸留を引き起こす上昇蒸気と直接接触する「連結」蒸留トレー200A,200B,200C上へ流れて、該蒸留トレーを横断する。反応トレー上における反応によって生成した蒸気のみが、触媒を通って上昇する。
請求項(抜粋):
(a)反応と分別蒸留を同時に行うのに適する容器:(b)上からの液体を受容するための液体降下管と降下管域、および反応トレーを貫通しているバイパスを有し、該容器中に配置される少なくとも1つの反応トレー:(c)該反応トレー上の液体中に浸漬され、該反応トレーで支持される粒子触媒;(d)該容器中で、該反応トレーと触媒の上に配置され、(I)該反応トレーからの液体を受容するための液体上昇管域、(II)該ガスバイパスと流体連絡していて、蒸気-液接触手段の下にあるガス分配室、(III)該蒸気-液接触手段における分別蒸留を促進するための、該蒸気-液接触手段上にある気液接触手段、および(IV) 該蒸気-液接触手段の液面を維持するためのあふれ堰、から成る、少なくとも1つの蒸気-液接触手段;および(e)該反応トレーを迂回して、該容器中を下に向かう液体通路を与えるための該蒸気-液接触手段からの降下管、の組合わせを含む触媒蒸留を行うための蒸留塔反応器。
IPC (2件):
B01J 8/02 ,  B01D 3/22

前のページに戻る