特許

J-GLOBAL ID：200903061892321056

誘電体磁器組成物

発明者： 加賀田 博司 ,  加藤 純一 ,  井上 竜也 ,  亀山 一郎 ,  西本 恵司
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 池内 寛幸 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-028487
公開番号（公開出願番号）：特開平7-302512
出願日： 1995年02月16日
公開日（公表日）： 1995年11月14日
要約：

【要約】【目的】第1成分として比誘電率が高く、優れたマイクロ波誘電特性を持つCa{(Mg1/3 Nb2/3 )1-x Tix }O3 (ただし、0≦x≦0.50)を用い、第2成分に焼結を促進するガラス成分を含有しているため、1000°C程度で焼結し、比誘電率が高く、高いQ値と小さい共振周波数の温度係数を有する誘電体磁器を提供する。【構成】一般式Ca{(Mg1/3Nb2/3)1-xTix}O3(ただし、0≦x≦0.50)で表される第1成分と、SiO2、B2O3のうちの一種以上を含む第2成分からなり、前記第1成分が40〜98重量%、かつ前記第2成分が2〜60重量%の範囲含む組成物を焼結して誘電体磁器組成物1を得る。比誘電率が15前後または25前後と高いときに、高いQ値と小さいτf を実現できるため、Cu,Au,Agなどを内部導体に用いた積層型の共振デバイスを実現できる。

請求項（抜粋）：

一般式Ca{(Mg1/3 Nb2/3 )1-x Tix }O3 (ただし、0≦x≦0.50)で表される第1成分と、少なくともSiO2 、B2 O3 のうちの一種以上を含む第2成分からなる誘電体磁器組成物であって、前記第1成分が40重量%以上98重量%以下、かつ前記第2成分が2重量%以上60重量%以下の範囲であることを特徴とする誘電体磁器組成物。

IPC (4件)：

H01B 3/12 313 ,  H01B 3/12 ,  C04B 35/46 ,  H01P 7/10