特許
J-GLOBAL ID:200903061895666550

マトリクス型液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-265340
公開番号(公開出願番号):特開平9-105912
出願日: 1995年10月13日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【目的】 動画表示では反強誘電性液晶の光学的応答特性を優先して活用することにより、画面引きずり現象の発生を防止するようにしたマトリクス型液晶表示装置を提供する。【解決手段】 画像判定信号出力回路40は、アナログB信号に基づき静止画か動画かを判定し画像判定信号を行駆動回路26に出力する。この行駆動回路26はその保持電圧切り換え回路により、画像判定信号に基づき、静止画表示又は動画表示に適した電圧に保持電圧を切り換えて行電極Y1 、Y2 、・・・、Yn に印加する。ここで、静止画表示に適した電圧は、反強誘電性液晶の光透過率を優先して選定され、一方、動画表示に適した電圧は、反強誘電性液晶の光学的応答性を優先しあて選定されている。
請求項(抜粋):
n条の行電極(Y1 、Y2 、・・・、Yn )を形成してなる第1電極基板(11)と、この第1電極基板に並設されて前記n条の行電極と共にm×n個の画素(G1,1 、G1,2 、・・・、Gm,n )をマトリックス状に構成するようにm条の列電極(X1 、X2 、・・・、Xm )を形成してなる第2電極基板(12)と、前記第1及び第2の電極基板の間に封入されて、電界の無印加時、当該電界の一方向への印加時及びこの電界とは逆方向への電界の印加時にそれぞれ形成する第1、第2及び第3の安定状態を少なくとも有する反強誘電性液晶(13)であって前記電界に対する光透過率をヒステリシス特性にて変化させる反強誘電性液晶(13)とを備えて、この反強誘電性液晶が前記第1安定状態のとき前記各画素をOFF状態にし、前記反強誘電性液晶が前記第2又は第3の安定状態のとき前記各画素をON状態にする液晶パネル(1)と、前記各行電極を順次走査して、前記各画素をOFF状態にするための第1電圧、前記各画素のON状態又はOFF状態を選択するための第2電圧、或いは前記選択された各画素のON状態又はOFF状態を保持するための第3電圧を行駆動電圧として前記各行電極に印加する行駆動手段(26)と、この行駆動手段による走査に同期して、前記各画素をON状態又はOFF状態に駆動するための列駆動電圧を前記各列電極に印加する列駆動手段(25)と、前記液晶パネルに表示すべき画像データに基づき前記行駆動電圧及び列駆動電圧を制御するとともに、前記行駆動手段による前記液晶パネルの一画面あたりの走査の終了毎に前記行駆動電圧及び列駆動電圧の極性を変更する極性変更手段(24、25)とを備える液晶表示装置において、前記行駆動電圧が、前記反強誘電性液晶の光学的応答性を異ならしめる複数の電圧により構成されており、表示画像が静止画像から動画像に変化するとき前記行駆動電圧を前記複数の電圧のうち前記反強誘電性液晶の光学的応答性の高い電圧に切り換える電圧切り換え手段(30d、40)を備え、前記行駆動手段が、この電圧切り換え手段により切り換えた電圧を、前記行駆動電圧として、前記各行電極に印加することを特徴とするマトリックス型液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/133 560 ,  G02F 1/141 ,  G09G 3/36
FI (3件):
G02F 1/133 560 ,  G09G 3/36 ,  G02F 1/137 510

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